11月16日(金)~18日(日)に紀伊半島に行ってきた。
毎度の事ながら行き先を含む計画は直前に決めた。
今回、ここに決めたのはオスカルさん の記事を見て。
熊野古道は以前から一度は行ってみたいと思っていた。
そして今回、実行することに。
けれども、
「紀伊の山にも登ってみたい」
という思いも捨てきれずに結構考えた。
なので、同じ熊野古道「小雲取越・大雲取越」コースにはせずに、
「よくばり紀伊の山と路」
コースにした。
11月16日(金)1日目
前日のボジョレ・ヌーボの酔いが少し残りつつも自宅を午前7時頃出発。
小田原から新幹線に乗り名古屋へ。
時間をもてあますかと思いきや、
「爆睡」
ここからは特急「南紀」に乗りかえて新宮へと向かう。
これが結構、長かった。
外の景色を眺めようにも、眩しい太陽の日差しでカーテンを開けることができず。
天気が良いのはいいんだけれど・・・。
駅弁を食べたり雑誌を読んだりしてのんびりする。
「山と渓谷」の12月号の特集は、「雪山に泊まる」だった。
雪山のソロは厳しい。 雪山に行くときはグループで行きたいと思った。
新宮駅には13時25分に到着。
ここで予約しておいたレンタカーを借りる。
60リットルの登山ザックを乗せて、いざ出発。
向かうのは、三重県の「大台ケ原」
ここからはかなりの距離がある。
天気も良いのでドライブ感覚で車を走らせた。
熊野市を過ぎたあたりで国道309号線に入る。
そして国道169号線へと進む。
どんどんと山の中に入っていく。
幸い国道はとても走りやすく、ストレスになることはなかった。
紅葉がきれいなところで、時々車を停めて休憩。
やがて右手に池原貯水池が見えてきた。
「池?」
どうみても湖に見える。
そしてひたすら北上する。
気がついたときには奈良県に入っていた。
和佐又トンネルの手前で右手に曲がり、「大台ケ原ドライブウェイ」の迂回路に入る。
急に道幅が狭くなり慎重に運転する。
それよりも気になったのは、直前に見かけた
「積雪・路面凍結チェーン必要」
という電光表示。
たしかに標高が上がるにつれて路肩に雪が現れてきた。
北側斜面の路面には雪が残っている。
「とりあえず行けるところまで」
実際にスリップして立ち往生している車もあった。
登山の冬山装備はしてきたものの、車については完全に想定外だった。
なんとか公園の駐車場に到着。
当初はここで野営をして「日出ケ岳」で日の出を見た後、周辺をトレッキングする予定だった。
けれども明日の朝は、積雪・路面凍結で車を走らせることは無理そうだ。
予定を変更。
「日出ケ岳」をピストンして下山することに。
駐車場からはコースタイムで40分の距離。
ちょうど、夕暮れの時間帯になりそうだ。
トレイルは雪解け水でぐちゃぐちゃ。
おかまいなく展望台へと向かう。
もちろんこの時間帯に登山者はいない。
16時40分頃、山頂に到着。
いい感じの夕暮れの景色だ。
展望台
南東の方には海(熊野灘)が見える。
そして西の方には大峰山脈がきれいに見える。
まさしく日の入りの時刻だった。
しばし時間を忘れてボゥ~っとする。
今、ここからの景色は完全に独り占め。
そして10分もたたないうちに空は暗くなっていく。
景色を堪能したあと駐車場にもどる。
戻る途中のトレイルは、ライトなしでは進めないくらいに暗くなっている。
目の前を突然、通り過ぎる鹿の親子にびびる。
車に戻った。
雪残るドライブウェイを慎重に走る。
「とりあえず路面凍結の心配がなくなるところまで」
だいぶ下の方まで進んだところで停車。
今日はそこで車中泊することに。
夕食はパスタとチーズ。 そしてワイン。
何一つ音の無い静寂の夜は少し怖くもあった。
すでにワインを飲んでしまっては移動するすべもなく眠るしかない。
そのかわりに晩秋の夜空には星がたくさん光っていた。
(つづく)
分かってはいたけど夜はかなり寒かった・・・
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