UTMFをふりかえり | Challengeな毎日

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感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
めざすは、UTMB!

レースの完走記はもうちょっとあとで。


一日たった今の気持ちを書いておこうと思う。


正直、ふりかえるもなにも、


「きつかった」


ということに尽きる。


けれども、よくよく考えるといろいろな感想も出てくる。


このレースはホントに「速さ」よりも「強さ」が求められると思った。


速い人も素晴らしいが、48時間かけて完走した人もすごいと思う。


長い時間の分だけ苦しみ頑張ったということ。


自分も最初は、


「せっかくだから時間めいっぱいかけて楽しもう」


と思ったけど、とんでもない!


「こんなキツイこと早く終わらせてゆっくり休みたい」


という思いだった。


おそらく完走を目標にして走った人(自分を含め)にとってはタイムの数字などそれほど意味がない
のではないだろうか?


それと何度、リタイヤしようと思ったことか?


鏑木さんもUTMBのDVDで言っていたように、


「レースをやめる正当な理由をあれこれ考え始める」


という同じ心情になった。(ちょっとおこがましいけど・・・すみません)


「ここまで頑張ったんだ。 きっとここでリタイヤしてもみんな褒めてくれるだろう」


「もう、これが限界」


「そもそも、レース自体がフツーじゃないよ」


何度、頭の中をリフレインしたことか。


実際に身体的に限界になってリタイヤした人も多い。


もちろん、そこまで頑張った選手も素晴らしいと思っている。


そもそも、この「限界」という判断が難しい。


山に入ったら自力で下山しないといけない。


ホントに動けなくなるまでやったら、ただの人迷惑だ。


それもこれも含めての「自己との対話」。


レースを通して「自分を知る」というのは「こういうことか」とおぼろげながらも感じた。


自分の場合、いろいろな場面でいろいろな思いが出てきた。


「多くの人が応援してくれている」


「家族の理解があるから、こうして走ることができる」


「今まで練習してきたんだ」


「ここであきらめたらUTMBはない」


「まだ後ろの山にあんなに選手がいる」


どこでそんなふうに思ったのかは完走記に残しておこうと思う。


「前にさえ進めばゴールできる」


「一歩一歩、行きましょう」


山の中で声をかけあった言葉は今でも覚えている。


日常生活の中だったら、小恥ずかしくて言えないこともフツーに出てくるから不思議だ。


(だからレースは非日常ともいう・・・)


最後の山を下りて、ゴールまで河口湖畔の5kmほどのロード。


もう走ることはできなかった。


まだレースが終わっていないのに激しい筋肉痛・・・。


走っている人を見ては、ホントに


「すごいな」


と思った。


(最後の500mほどは走ったけど)


ゴール直前まで、「感動」という感情が全然わいてこなかった。


けれども、


「おめでとう」


「おかえりなさい」


と多くの声をかけられて、「ウルっ」ときた。


そして初めて、


「やったぞ」


という気持ちが出てきた。



「来年のUTMFはどうする?」


と聞かれれば、まちがいなく、


「もう無理」


と答えるだろう。


それほどキツかった。


だけど、それだけ有意義な41時間だった。



最後にこの大会に関わったすべての方々に感謝したい。


大会関係者の方々、ボランティアの方々、応援してくださった方々、選手の方々、そして家族。


本当にありがとうございます。


幸いにもこの3日間、富士山は素晴らしいまでの様相をみせてくれた。


ありがとう。



ホントにきつかった。

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