10月9日(日)午前4時30分起床。
まだ夜明け前なので外は暗い。
ヘッドライトの明かりで、ごそごそと支度をする。
そして、コポコポとお湯を沸かして朝ごはん。
食後にはしっかりとコーヒーも飲んでくつろぐ。
今思うと、菅の台バスセンターに近いということもあって、かなり油断していた。
午前5時半すぎには明るくなり、テントを撤収していざ出発。
すぐに菅の台バスセンターに着いたが、駐車場はすでに満車!
近くのスキー場駐車場へと誘導される。
そこも結構な数の車が停められていた。
バスセンターまでもどり、チケットを購入。
まだ午前6時だというのにバスの待ち時間が、「1時間」とのこと。
「マジ?!」
長い列のうしろについてひたすら待つ。
じっとしているには、あまりにも長い。 同じ列を並ぶ人に話しかけて山談議・・・(^^;
午前7時すぎにやっとロープウェイのりば行きのバスに乗れた。
天気は快晴!
どんどんと山の中に入るにつれてテンションも高くなる。
そして「しらび平ロープウェイ駅」に到着。
バスを降りるときにロープウェイの整理券を受け取った。
掲示板で自分の乗車時刻を確認すると、「午前9時49分」。
「げっ!2時間近くもある・・・」
よく見るとまわりにはロープウェイを待つ人で溢れかえっていた。
「連休で混んでいるだろうとは思っていたが、ここまでとは・・・」
もっと早く出発するべきだったと後悔。
仕方がないので近くを散策。
「日暮れの滝」近くで、ロープウェイを見上げながらボーっとする。
「あ~、いい天気だ」
ふたたびロープウェイのりばに戻って座り込む。 まだ1時間以上もある。
もうすでに、お弁当を食べている人、ビールを飲んでいる人の姿もチラホラ。
地図を広げていれば話しかけられることもあり、ほかの登山客、観光客の人たちと話しをして時間を過ごす。
これはこれで、結構楽しい。
今朝、早くに東京を出発して日帰りで木曽駒ケ岳に来た人もいてビックリ。
15年前の「山と高原地図 木曽駒」を持っていた人もいて、2011年度版と見比べたりもした。
午前9時30分を過ぎる頃にやってきた人たちは、待ち時間が「3時間」。
「ディズニーランドじゃあるまいし・・・」
そしてやっと、ロープウェイに乗ることができた。
ぐんぐんと高度が上がる。
そしてテンションも上がる。
7分ほどで、標高2612mの千畳敷駅に到着。
すでにこの時には午前10時をとうに過ぎていた。
いきなりどどーんと、千畳敷カールが目に入ってきた。
紅葉はまるでなかったが、写真で見たことのある景色が目の前に広がっていることが嬉しかった。
雲ひとつ無く快晴!
思ったよりも寒くない。
振り返れば、南アルプスの名峰が勢ぞろい。
この山々のグラデーションがたまらない。
南アルプスの後方には、「おれが大将だ」といわんばかりの富士山もはっきり見える。
「よし行くぞ!」
まわりの人に比べてひときわ大きいザックを背負って歩きだす。
普段、山歩きをしていない感じの人は、すでに「ゼーハー、ゼーハー」していた。
無理に追い抜かすこともなく、写真をバシャバシャ撮りながらゆっくりと登った。
何度も振り返って同じような写真をとってしまう・・・(^^;
そして、千畳敷カールを登りきると、目の前には「中岳」が見えた。
景色はばっちりだ。
左手に少し歩くと、奇怪な岩(横顔?)の向こうに今日これから歩く稜線が見える。
「おおっ~、これは楽しみだ」
その前にまずは、「木曽駒ケ岳」だ!
「中岳」を登ると、その姿が現れた。
山頂に向う人の姿がアリの列のように見える。
「さて、自分も行くか」
昨日(10/8)は山頂がガスっていた「御嶽山」も今日はすっきりだ。
きっと向こうの山頂でも絶景に違いない。
そして、「登頂!」
時刻は12時頃だったと思う。
山頂も多くの人で賑わっていた。
ここで昼食をとりながら絶景を堪能することに。
ふと北の方を見ると、遠くからでも目立つあの山がはっきりと見えた。
「槍だ!槍だ!」
思わず声が出る。
穂高の姿もよく見える。
晴天を感謝せずにはいられない。
「山の神様ありがとう!」
お昼ごはんを食べる前に、それだけでお腹いっぱいになったような気がした。
(つづく)
この日、日焼けしてしまいました・・・
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