立山・黒部縦走(6) | Challengeな毎日

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<4日目(8/19)>


この日もテントを打つ雨の音で目が覚めた。


時刻は午前4時。


今回の縦走もいよいよ最終日。


なんとかここまで辿り着くことができた。


一時は縦走を諦めてエスケープしようと思っただけに、今、黒部五郎キャンプ場にいることが嬉しい。


しかも予備日を使うこともなかった。


最終日の今日は、「新穂高」に向かって山を下りるだけ。


時間的にも距離的にも余裕がある。


朝食のインスタントラーメンを食べて午前5時ちょうどにキャンプ場を出発。


まずは、「三俣蓮華岳」を目指して歩く。


黒部五郎小舎の裏から登山道に入るのだが、


「何これ? 沢?」


上の方から水がザーザー流れてきている。


今朝、履き変えたばかりの靴下も、「一瞬」でずぶ濡れになった・・・。


テンションが一気にダウン。


この日も雨で景色はなし。


まるで毎日、同じところを歩いているんじゃないかと思うぐらい、周りはまっしろ。


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とりあえず淡々と登る。


7月の裏銀座縦走 の時、三俣蓮華岳は「サクっ」と登ったイメージがある。


だから、このときも軽く見ていたが結構、大変だった。


「同じ山でも登るルートが違うとキツさも違う・・・」


もうすぐピークかと思いきや、さらに先が現れる。


思っていたよりも時間がかかり、午前6時10分「三俣蓮華岳(2,841m)」に到着。


前回来た時はそれなりに登山者がいたが今回は、


「誰もいない・・・」


まあ、当然といえば当然かもしれない。


さっさと次の「双六小屋」へと向かうことにした。


天気が良ければ、「双六岳」を通ろうかとも思ったが、あいにくの天気なので今回は巻き道(中道)

を歩くことにした。


このあたりはまだお花も咲き残っていたので、それなりに楽しめた。


北アルプスの雄大な姿は見えなかったが、うっすらと黒く見える山々はどことなく神秘的な感じがする。


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双六岳からのルートと合流し、双六小屋へと下りる。


ちらほらと登っていく人とすれ違う。


「こんな日に登るなんて物好きだな・・・」


そんなことを思っているうちに「双六小屋」に到着。


時刻は午前7時15分


小屋の軒先で地図を見ながら休憩する。


それと新穂高発のバスの時刻表も確認する。


それを見ると、「午後1時30分発 松本駅直行便」がある。


「よし、これに乗って帰ろう」


双六小屋を出発して、「鏡平」へと向かう。


細かいアップダウンがあるが、基本的には下り基調。


スリップに気を付けて先へと進む。


天気が良ければ気持ちのよい稜線歩きだ。


弓折の分岐では、間違えないように「鏡平」方向へ。


ほどなくして、「鏡平山荘」に到着。


時刻は午前8時23分


ホントならここから、素晴らしい「槍・穂高」が見えるはず・・・。


とりあえず想像してみる。


ちょっと虚しくなってきたので、先へと進む。


ひたすら下る・・・。


それも岩場の下りが多い。


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靴の中はすでに、ぐちゃぐちゃ。


沢のところも気にすることなく、突き進む。


さすがに1,000m近くを一気に下ると、足にくる。


しかもザックの重さがそのまま足への負担となる。


「小池新道」を抜けて、ゆるやかな林道に出たときにはホッとした。


この時の時刻が、午前10時頃


道標を見ると、「新穂高まで約1時間」と書かれてある。


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バスにも十分、間に合いそうだ。


最後の林道では、いろいろと考えながらのんびり歩いた。


途中の「ワサビ平小屋」で早めの昼ごはんを食べようかとも思ったが、新穂高までガマンすることに。


そして午前11時頃「新穂高」に到着。


すぐにお風呂に入りたかったので、登山口のすぐ近くにある、「ニューホタカ」に立ち寄り。


誰もおらず、貸切状態。


熱い温泉が気持ちいい。


気付かないうちに、すり傷が結構できていた。


それと何ヶ所か、ふやけた足の指の皮がベロンと剥けていた。


それらが、すごく暑いお湯にしみる・・・。


入浴したあとは、バスターミナルに行ってチケットを購入。


お昼はロープウェイ乗り場の食堂で食べた。


お味の方は・・・。


帰りは松本駅までバスに乗り、そこから特急あずさ号に乗りかえて帰宅した。


Challengeな毎日


長くも短くも感じた今回の縦走。


天気はさえなかったが、とても満足している。


とにかく縦走したこと自体に達成感がある。


それといくつかの名峰に登頂できたことも嬉しい。


それらを全て含めて、山の経験値も上がったと思っている。



今度は快晴のときに同じルートを辿りたい。



長い山行記にお付き合い頂きありがとうございました

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