(長いです・・・)
3年連続3回目の「道志村トレイルレース」に参加してきた。
過去の戦績は、「1勝1敗(第1回大会:DNF、第2回大会:完走)」
負け越したくはなかったので、とにかく「完走」と思って望んだ今回のレース。
調子はいまいちながらも楽しんできた。
5月15日(日)午前2時起床。
他の日帰り参戦者と同じく、数時間の睡眠時間で自宅を出発。
現地の臨時駐車場についたのは4:00頃。
車の中で朝食、準備をすます。
5:30からの受付を済まし、しばし待機。
すでにグラウンドからは、きれいな富士山が見える。
山頂付近もところどころで雪が溶け始めてきているようだ。
そして7:00にロング/ハーフ一斉スタート。
登山口で渋滞するのは周知の事実。
スタートから登山口までどのくらい速く走るかで序盤のレース展開が変わってくる。
気持ちは速く走りたかったのだが、身体がそれを許してくれなかった。
「なんだこの疲労感は?」
まだスタートした直後だというのにレース終盤のような疲労感・・・。
「また、やばいのか?」
一瞬、チャレンジ富士五湖のことが頭をよぎった。
とにかく走るしかない。
そして登山口手前からの渋滞にハマった。
昨年の経験もあるのでそれほど焦ることはなかった。
初めての人は関門制限時間のこともあり、かなり気をもんだようだ。
ゆっくりと淡々と登る。
「ブドウ岩の頭」を通過。
「菜畑山(5.5km地点)」を通過したのは、1:33'09 (1:33'09)。
すでにこの時点で昨年よりも遅い。
ここからの景色はすごく良かった。
山々も「新芽の黄緑」と「常緑の緑」が混ざり合って、山間の立体感がすごくあった。
富士山の絶景は言うまでもない。
その後も渋滞は続く。
どうしようもないので、そのまま流れに逆らわずに進んだ。
「今倉山(9.05km地点)」には、2:13'46 (40'36) に到着。
昨年よりさらに遅くなった・・・。
「ここからは走れますよ」
というスタッフの言葉に喜んだが期待するほど走れず、ゆっくりペース。
その分、「御正体山」までは楽に登れた。
ときおり広がる絶景に、
「いい景色ですね~」
と前後を行く選手に話しかけるも返事はなく・・・。
このあたりになると、身体の方はフツーに動くようになっていた。
とりあえず一安心。
「御正体山(15.45km地点)」は、3:41'05 (1:27'19) に到着。
特に休憩する必要もなかったのでそのまま進む。
しばらくは緩急さまざまな下りトレイルが続く。
だいたい下りトレイルを走る時に、その時までの疲れ具合が分かる。
疲れている時はブレーキがかかり気味の後傾姿勢になり、尻もちなどを着く。
このときはまだ元気があった。
尻もちを着くこともなく、イイ感じに下りる。
御正体山から第一関門の山伏峠までは約5km。
これが短いようで意外とある。
「山伏峠(20.2km地点)」には、4:31'04 (49'59) に到着。 (関門制限時間5時間)
昨年より3分ほど遅い。
最初の遅れがそのまま残っている。
第一関門でしばし休憩。
塩バナナを食べながらハイドレに水を給水。
「さてこっから行くぞ」
そう思って出発するも、
「走れない・・・」
思っていたよりも体力を消耗していたのかもしれない。
昨年よりも余力が感じられない。
ちょっとしたところも走ることなく歩いて進む。
ここからは微妙なアップダウンが続く。
確実に体力を削りとっていく区間だ。
きついんだけど楽しい。
時折、右手に見える丹沢の景色も良い。
「菰釣山」までの距離が少しずつ減っていく道標を見るのも楽しかった。
その「菰釣山(25.6km地点)」には、5:46'13 (1:15'08)に到着。
自己記録更新を狙うならそのまま行くべきだったが、ここで少し休憩。
正直なところ内心では、
「記録よりもレースを楽しもう」
と気持ちが切り替わっていたような気がする。
ここから第二関門までは下り基調。
途中からは林道を走る。
試走の時、通電されていなかったキャンプ場の自動販売機もこの日は電源が
入っており、買うことができた。
結構、多くの人に抜かれたが気にすることなく第二関門へ、
「第二関門(道志体験農園)(31.65km地点)」 6:31'42 (45'29)
この時、テント近くのベンチに腰かけてしまう。
すると、ものすごい睡魔がやってきた。
「すごく眠い・・・」
「あっちの芝生で寝転んだら気持ちいいだろうな」
そんな悪魔の囁きを振り切って先へと進んだ。
時計を見たら10分弱ほど経っていた。
「やばい、やばい」
完全に集中力がなくなっていた。
「鳥の胸山」まではひたすら歩く。
途中、林道で逆走してくる選手がいた。 声をかけると、
「調子が悪くなったんでリタイヤします」
と言っていたが、軽快に走る姿からはとてもそうには見えない。
笑うしかない激登りのトレイルを文字通り、笑いながら登った。
「鳥の胸山(33.5km地点)」に、7:29'24 (57'41) 到着。
この時刻になっても山頂からは富士山がきれいに見えた。
やっと登ったと思ったらすぐに下り。
もう登りが終わったと思っていたら、また目の前に登り坂が目に入る。
このコースはいろいろと楽しませてくれる。
長かった登山道も終わり、残りは下りの林道のみ。
最後ぐらいはしっかり走ろうと思い、立ち止まることなく走った。
ゴール近くなると、すでに走り終わった人から声援をもらう。
これがたまらなく嬉しい。
トレイルレースは、とにもかくにも「完走」することに大きな意味があるんだと感じる。
そしてゴール。 8:40'44 (1:11'20)
この達成感があるかぎりトレランはやめられない。
うどんを食べながら一休みをして、駐車場へと戻る。
山からはゴールを目指して走ってくる選手がまだ何人もいる。
「あと少し、がんばれ」
そう声をかけずにはいられなかった。
最後に厳しい状況の中、大会を準備、開催してくださった多くの関係者のみなさま
本当にありがとうございました。
そして厳しくも楽しませてくれた「道志の山々」にも感謝です。
またしばらくはファントレイル?
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