「UTMB(Ultra-Trail du Mont-Blanc)」
初めてこの言葉を目にしたのは、昨年の秋、鏑木さんが4位に入賞したという記事だった。
その時は、「鏑木さんはやっぱりすごいな」という感想。
UTMBそのものは気にも留めていなかった。
そして2009年のUTMBでは、鏑木さんが3位に入ったのをはじめ、3名の日本人選手が10位内に入賞した。
雑誌「ランナーズ」にも掲載され、一気に興味がわいてきた。
UTMBはその名の通り、ヨーロッパの屋根と言われるモンブラン山群を駆け抜けるレース。
フランス、イタリア、スイスと3ケ国をまたぐ壮大なコース。
ウルトラというだけあって、その距離も166kmという長さ。
累積標高差、9400m。
2000mを超えるピークを7つ以上も超えて48時間以内にゴールするという過酷さ。
いったいどんなものなのか?
少しでも話しを聞けたらと思い、ハセツネ翌日の10月13日、「THE NORTH FACE凱旋報告会」に参加した。
報告会は大きく映し出されたスライド写真を見ながら、鏑木さん(3位)をはじめ、横山さん(6位)、山本さん(8位)、間瀬さん(女子9位)、大内さん、松永さんが話すというもの。
感想は、
「想像を超える過酷なレースだ」
だった。
「20km以上もトレイルを下った後、再び山を登ることなんてできるのか?」
「真っ暗闇の中、遭難しないのか?」
「7日間のコースタイムを、48時間で走るなんて・・・」
「何も喉が通らなくなる極限状態って・・・」
次から次へと驚かされた。
それでも人を惹きつける壮大なアルプスの山々、景色の写真は素晴らしかった。
報告会を帰る時には、「UTMB」が憧れになっていた。
ツール・ド・モンブランには、この「UTMB」の他にも、UTMBの後半部分を走る、「CCC(Courmayeur-Champex-Chamonix)」という部門もある。
こっちは、累積標高差:5600m、コース長:98km、制限時間:26時間のレース。
(公式HPより)
過酷なレースには違いないが、現実的に目指すならまずはこっちだろう。
CCCは1ポイント取得すればエントリー可能だとか・・・。 (日本での対象レースは北丹沢山岳耐久レースとか)
まだハセツネを1回走っただけのひよっこだが、目標は高くもっていたい。



