完走記もウルトラ長文です・・・(^^;
ご勘弁を。
はじめてのウルトラマラソン(72km)
「ウルトラ」の表現は、ダテではなかった・・・。
前日の土曜日、いつもより早い時間に就寝するつもりだった。
だけど、そうそう都合のいいように身体ができているわけもなく、ほとんどいつもと
変わらない時間に就寝。
そして、4時起床。4時30分過ぎに自宅を車で出発する。
今日(4/26)は土曜日の雨&寒さと異なり天気も良さそうだ。
会場に向かう途中、山中湖ではすでにランナーが走っている。
「100km、112kmの部のランナーだ!」
内心で応援しながらも、気持ちは一気にレースモードになる。
会場には、6時30分頃到着。
受付後、しばし車の中でゆっくりしながら準備する。
結局、この日は長そでのシャツで走ることにした。
じっとしていると風を受けて寒いけれど、走りだしてしまえば大丈夫だろうという計算だ。
40km地点にある、着替えポイントは利用しないことに。
ポーチの中身は、デジカメ、携帯電話、車のカギ。
補給食等は、一切持たず。 各エイドで補給することにした。
そして、「頑張るぞ」、「帰ってくるぞ」、「楽しむぞ」のエールと共に、8:00スタート。
さて、どんなペースで走ったらよいものか見当もつかず・・・。
とりあえず周りの波に流されるまま走る。
予定外だったのは、距離表示が中途半端にあったりなかったりしたこと。
現在のペースがまるで分からない。
結局、10km毎に設置してある計測マットをたよりにラップを測ることにした。
スタート直後は、下り坂からはじまったため、やや早めのペースに。
10km 57'50 5'47/km
「げっ、速すぎる。 絶対に最後までもたないぞ」
そしてほどなくして河口湖に到着。
天気も良くて、景色も最高だ。
富士山も照れ隠しの雲がかかっている程度で綺麗に見える。
他の山もはっきりと見える。
「この辺の山をトレランするのもいいかも♪」
ところどころで、立ち止まって写真をとる。
このあたりになるとランナーもばらけてくる。 見事に一列に連なって走っているのが遠目で分かる。
20km 1:02'10 6'13/km 1:59'59
「まだまだ、ペースが速いなあ」
途中トイレに行ったり、立ち止まって写真を撮っていることを考えると、最初のペースから
ほとんど変わっていない。
左手に湖畔と富士山を見ながらひたすら走る。
ところどころにあるエイドでは、必ず給水した。
あとは、「梅干し」を必ず食べるようにした。レースの後半、足が痙攣したらしんどくなるからだ。
バナナはところどころで食べた程度。
28km付近のエイドには、「うどん」があった。
思いっきり座り込んで食べる(^^;
うどんも美味しかったが、温かい汁がお腹にやさしくて美味しい。
そのあと、だらだらと上り坂が続く。
すでに50km以上走っている100km、112kmのランナーには相当きつそうだ。
こっちはまだ28km程度なので、歩くことなくがんがん走る。
30km 1:04'41 6'28/km 3:04'40
「まだちょっと速い気もするが、無理に抑えることもないだろう」
フルマラソンでは終盤にかかるが、今回はまだ前半。 足の方はまだまだ元気いっぱいだ。
それにしても天気が良い。風が強くて走りづらいこともあるが、新緑の景色がそれを忘れさせてくれる。
西湖、精進湖と走る。 次に目指すは本栖湖の折り返し地点だ。
そして40km地点のエイドに到着。
ここでトイレ、給水、補給をしっかり取って折り返す。
40km 1:04'39 6'28/km 4:09'20
「さて半分をすぎたぞ。 さあ帰るぞ」
しばらくして、42.5kmの距離表示を見つける。 その時のタイムは、 4:23'50
「フルマラソンならもうゴールなんだよなあ」
ここからは何が待ち受けているのか、ちょっとどきどきする。
その答えが分かるまでにそう時間はかからなかった。
45kmを過ぎたあたりで、足が一気に重くなる。 フルマラソンでいう「35kmの壁」というやつだろうか。
目の前に広がる長い坂道を見た時、「ポキっ」と心が折れた・・・(^^;
はいっ、歩きました。
一度歩きだすと、次に走りだすタイミングが難しい。
へたをするとこのままだらだら歩いてしまいそうだ。
そんな時、「あと3人抜かれたら走りだそう」と決めた。
50km地点に向かう途中、デビルマンを発見!
声をかけるも、なんだかデビルも「いっぱいいっぱい」のご様子・・・(^^;
「あのデビルウィングつけてたら、相当きついだろうに・・・」
50km 1:18'03 7'48/km 5:27'24
「うわっ、一気にラップタイムが落ちた。 まあ途中歩いたから無理もないか」
うどんエイドでは、帰りもしっかり食べた。 もちろん座り込んで・・・(^^;
このあたりになるとランナーもだいぶばらけてくる。
前後50mくらいランナーがいない時もある。 そんな時は自己葛藤との闘いだ。
「また歩いちゃえ」 という悪魔くんのささやき。
「どんなに遅くても走って確実に進むんだ」という天使くんの喝。
勝敗は五分五分という感じか・・・(^^;
60km 1:12'13 7'13/km 6:39'37
若干、ペースを持ち直した。 気持ちを持ち直して走ったのがよかったのかもしれない。
このあたりになると、「次のエイドはまだか」という気持ちが強くなる。
帰りのエイドでは、水、スポーツドリンクに加えて、「ココア」、「コーヒー」、「サイダー」
が用意されている。
「サイダー」は非常に嬉しい!
強風で身体が冷えた時には、「ココア」を頂いた。
「ゆっくり休んで行きなよ」 と声をかけられ躊躇なくゆっくりする・・・(^^;
いよいよ終盤、はたから見ると、歩いているか走っているのか区別つかないような足取りで進む。
スタートして下り坂だったコースは、もちろん帰りは上り坂になる。
ゴール地点の「富士北麓公園」に向かう坂は結構きつい。 迷わず歩く・・・(^^;
残り5kmの距離も、「あとちょっと」と感じるから不思議だ。
70km 1:23'46 8'22/km 8:03'23
もうラップタイムも気にならないし、関係ない。 ゴールするだけだ。
なぜだが、最後の2kmはダッシュしていた。 どこにそんな余力が残っていたのか。
最後のトラック一周を回る気分はなんとも言えなかった。
周りからは、「お帰りなさい~」と何度も声をかけられる。
ホントにそんな気分だ。
「帰ってきたぞ」
ゴールする人の間隔がまばらなので、ゼッケン番号と名前を読み上げられる。
そしてテープを切ってゴール。
72km 9'55 4'57/km
GOAL 8:13'18 (6'51/km)
ゴール直後にタオルを首にかけられ、完走メダルを受け取る。
「やったぞ」
ただただ、達成感で満たされる。
100km、112kmを走ったランナーたちの表情もすばらしい。
あと28km走れるかと言われると「無理」と答えるだろう。
でも心では「来年は100kmにチャレンジする」という気持ちでいっぱいだった。
最後に、長い長いコースにわたってサポート・運営してくださった大会関係者、ボランティア
のみなさまに感謝したい。
気恥ずかしくてなかなか書けないが、エイドの方々の「頑張って」という言葉が何よりも元気づけられた。
雄大な富士の麓にて。






