第28回つくばマラソン完走記 | Challengeな毎日

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感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
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<長文です(^^; >


11月30日午前4:20起床。


まだ夜明け前なので辺りは真っ暗。
準備は前日に済ませてあったので、着替えだけして出発。


東海道線では、いきなりの運行遅延。
どこぞの酔っぱらいが、「非常停止ボタン」を押した模様。


早朝の電車でも意外と乗客は多い。
ちょっと、人の目を気にしながら朝飯のおにぎりとゼリー飲料を飲む。


秋葉原駅では、明らかにつくばマラソンに向かう人たちでにぎわっている。


運よく、座ることができたので終点まで仮眠。
ところどころで目が覚めて車内を見ると、通勤電車なのみ混雑。
ほとんどの人が、研究学園駅で降りていく。


僕はつくば駅から徒歩で会場まで向かう。
途中の公園の公衆トイレで用を済ます。


この辺は2年ほど前に医療関係の仕事で来ていたこともあり、地理的には多少明るい。


会場には8時過ぎに到着。 
受付場所が分からず、しばしさまよう。


準備をして荷物を預けたらもう9時を過ぎていた。
もっとも、アップJOGをするつもりもなかったので、そのままスタート位置へ。


スタートまでは屈伸運動などの軽い準備をする。


そして、9:30にスタート。 天気は快晴。気温は13℃。
まさにマラソン日和。


僕のスタート位置は前の方だったので、多少の渋滞はありながらもいい感じに走りだす。


まあ、いつものことだが怒涛のごとく抜かれていった・・・(^^;


最初は敷地内を5kmほどぐるっと回るコース。
晩秋のイチョウ並木のロードもあり、すごくいい感じのコースだ。 
走っていて気持ちがいい。


出だしの走りの方は、


「うん、悪くない。 疲れもなさそうだ。」


周りが速いせいか、自分のペースが気になる。 
だけどここは余裕をもったペース設定をしているので、身体の調子に合わせて走る。


距離表示はところどころあるようなのだが、よく分からないため、5km毎のラップタイムをとること

に決めた。


そして最初の5km。


5km  26'13  26'13(5'15/km)


「設定ペースよりもだいぶ速いな。 大丈夫か?」


「今日は攻めていくつもりだからこれで行こう。」


5kmを少し過ぎてから、一般道に出て一路北上する。 
正面には、つくば山がきれいに見える。


ただ難をいえば、車道が一車線しか解放されていないためコースの幅が狭い。
まだこの辺は、うしろからどんどん速い人が抜いていくので窮屈だ。


直線道路をひたすら走る。
そして給水所が現れた。


今回、給水所では全て給水し、なおかつ給食があるところは給食を取った。
場所によっては、あんぱんとバナナの二つ取り、バナナ片手にしばらく走ったりもした。


あんぱんは食べにくいかと思ったが、意外とすんなり食べられた。


10km  52'29  26'16(5'15/km)


「おっ、ほとんどペースが変わっていない。」


「このペースでいけるところまで行こう。」


13km過ぎに北上していた道路から左折し、今度は西に向かって走る。

それにしても、このコースはフラットだ。

フラットなコースだけにペースを維持して走りやすい。
逆に単調にもなりやすいため、ペースが同じくらいの人を探す。


少し前から抜きつ抜かれつつ走っている女性ランナーがいたので、この人を追走することにした。

男性ランナーはわりとペースにムラがあるけれど、女性ランナーはペースが安定しているような

気がする。


給食をとっているにもかかわらず、この辺でパワージェルも食べる。


15km  1:18'30  26'01(5'12/km)


「よしよし、いい感じだ。」


心配していた疲れもまだ出てきていない。 
汗や息遣いの方もそれほど乱れてはいないので、余力はありそうだ。


次の5kmまで、2ケ所のエイドステーションがあったのだが、あいかわらず水やらバナナなどを

取りまくる。


以前は給水の時間すらもったいないと思っていたのだが、実際のロスはほとんど気にならない。

フルマラソンならなおさらだ。


その頃、反対車線は折り返してきたトップランナーが走っていく。


「まだトップランナーとすれ違ったばかりだから、折り返し地点はまだ先なんだろうなあ」


気がつくと、追走していた女性ランナーがずいぶんと先の方を走っている。


20km  1:44'41  26'11(5'14/km)


「そんなペースが落ちたわけではないのに、ついていけなくなったのか」


これ以上、その女性ランナーについて行くのを諦めた。


次は折り返し地点を目指してひたすら走る。 そしてほどなくして、緑のフラッグが見えた。
アーチさん、チャーリーさんの応援を受けて折り返し。


「あれ? 緑の旗ってあんなに大きかったのか? 何も書いてなかったけれど。」


折り返してしばらく走っていると、反対車線に風船をつけたペースランナーさんを見つけた。


「4時間のペース集団かな。 あの人たちには抜かれないようにしよう。」


25km  2:10'18  25'37(5'07/km)


「おっ、ペースが上がっている。 やっぱりあの女性ランナーはペースを上げたんだな。」


「なんかすごく調子が良くないか? いいのかこのままいって?」


ちょっと不安が頭をかすめたけれど、とにかく26分/5kmでいけるところまで行こうと走る。


このあたりになると、抜かれるよりも抜く方が多くなってきた。

でもこっちも疲れがだんだん出てきた。 走っていてそれを感じるようになってきた。


そして30km地点を通過。


30km  2:37'26  27'08(5'26/km)


「あ~、やっぱりペースが落ちたか。」

「でも想定ペースの範囲内だ。 このままいけば自己ベストは出せるぞ。」


この30km地点とエイドステーションはほとんど同じ場所であったため、ラップタイムに気を取られて、

給食のお汁粉を取り忘れてしまった!


「あ~、おしるこがあ~」


疲れてきてはいるが、まだお汁粉の取り損ねをくやむぐらいの余裕はある。


今度はつくば山を背にして、南に向かって走る。
このあたりで、2つめのパワージェルを食べる。


そして35km地点。


35km  3:05'18  27'52(5'34/km)


「うっ、さらにペースが落ちた・・・」


脚の疲れは出てきてはいるが、止まるほどではない。


「ここが勝負どころ。 ここでどこまで粘れるかがポイントだったはず。」


今回のポイントどころなので、意識して頑張った。
普通に走ってもペースが落ちるだけなので、ここでは、「あの人まで頑張る作戦」をすることに。

ひとり目標を決めてそこまで追いつくように走る。その繰り返しである。


このコースの唯一といっていいぐらいの坂をのぼり、橋をわたる。
その下り坂では、重力に身を任せて一気に下る。


走りきる自信はあったので、とにかくペースを落とさないことだけを意識して走る。


敷地内に入り、遠かった40km地点を通過。


40km  3:32'34  27'16(5'27/km)


「よし、粘っているぞ。 このまま行くぞ」


この時点で自己ベスト更新は確信した。あとはどこまで伸ばせるかである。


だんだんとトラックが近くなってくる。
ここまでくると、疲れよりも早くゴールしたいという気持ちで走る。


トラックに入ればゴールまであと少し。
ゴール横の電光掲示時計は、「3:44:xxx」を表示していた。


「おおっ、ここまできたらグロスでも45分を切る!」


ペースを落とすことなくゴール。


GOAL  3:44'24  11'50(5'19/km)   自己計測


さすがに疲れた。 力を出し切ったという感じ。


ゴールしてからは、他のアメブロのみなさんとレースを応援。


不思議と時間がたつにつれて、疲労がどんどん大きくなってきている感じがしたので、みなさんより

一足先に帰ることに・・・。



長い帰りの電車のなかで、半分寝ながら今日のレースを振り返ってみた。


前回のレースから2週間しかたっていないのに、自己ベストを更新できたのはなぜか?


その答えは、「マラソンの経験値」だと思う。


初フルの湘南国際マラソンでは、 「42.195kmは未知の距離」

そして今回のつくばマラソンでは、 「42.195kmは既知の距離」


この違いは思っていたよりも大きかった。


レース終了後に受けとった記録証を見ると、中間地点のタイムが載っているのに気づいた。
ゴールタイムから引き算をしてみると、


前半 1:50'37    
後半 1:53'41 


になる。

思ったよりも差がない。 それだけ粘れたということか?


速すぎると思った前半のペースも結果をみれば、速すぎるということもなく適切なペースだった

といえる。



今回のレースでは力を出し切った。 これ以上のタイムは今の力では無理である。
また、基礎からやりなおして来春のレースに備えたい。