はけ口 3 | さんぞうの呟き

さんぞうの呟き

私の頭の中は主にHey!Say!JUMP♪笑っていれば未来はハッピー♪大真面目に生きてます^^

ひらかなの読み書きも出来ないうちから

一人で留守番をすることが多かった。

電話が鳴ると恐怖だった。

「はいもしもし どちらさまですか」


「さんぞうちゃん?一人でお留守番?偉いね~ 

お父さん何時頃に帰るって言ってた?」


「わかりません・・・」


褒められることなど無い私を

よその大人は褒めてくれる。

照れくささと嬉しさでどうしていいか判らなくなる。


”ありがとうございます”という習慣が無かった。

その代わりに”じっとして黙っとく”ことは身についていた。

しかしそんな会話をするうちに

相手の名前を忘れてしまう・・・

もちろん相手は大人だから

私が伝え忘れたとて責めるはずもない。

「さんぞうちゃんは偉いな~どちらさまですか?って

言ってたよ」

電話があったことを知った父。


殴られる。

「この役立たず!!なんで教えないのよ!書いとけって言ったべ!」


後ろで母が「どうしょもないんだ!このヤローは!この前も~~」と

過去の失敗(?)を持ち出してあおる。


10回に1回失敗してしまうと

1回の失敗をいつもそうであるかのように言われ続ける。


絶対に褒めない。

絶対に謝らない。

これがこの夫婦の掟らしい。

自分は何をしても駄目なんだというレッテルが

自分の中に貼られる訳だ。