UO はゲームコントローラー(ゲームパッド) に対応していません。2Dフィールドを探索する MMORPG なのでコントローラーで操作できるようになれば、思い通りにキャラ移動できるようになるし、右手の腱鞘炎からも救われるはずです。
そこで、あらゆるWindowsアプリ上でコントローラーが使えるようにするソフトをご紹介したいと思います。
●準備するもの
①コントローラー
PS2対応またはXbox対応で Windows接続準拠したものであればよいと思いますが、一部は認識できない、または特別な設定が必要なものもあります。
[USB接続または無線接続で、XInput対応] とあれば認識すると思われます。
※エレコム、ロジクールのXinpt対応コントローラーは認識しました。Switch対応のやつはそのままでは正常に動作しませんでした。設定すればいけるかもしれませんでしたが、問題なく認識してくれたエレコムPS2対応のやつを使用しています。
※これから買ってみようかという方へ…中華ブランドの安いやつはすぐボタンが壊れますし、手に持った時の質感もチープなのでオススメしません。エレコム、ロジクールあたりのやつなら安心です。アマで探せば2000円くらいでみつかります。上の写真のやつは手持ち部分が細めで手が小さい方にもオススメ。ボタンの耐久性も信頼できます。
②コントローラーをWindowsソフト上で使えるようにするソフト
ググれば恐らく JoyToKey というソフトが真っ先に出てくるでしょう。私もこれを暫く使用していましたが、最初の設定がちょっと面倒なんです。「面倒」の裏返しは細かく設定できて秀逸ということでもありますけどね。そこで初期設定が判りやすく簡単な↓のフリーソフト使用してみます。とりあえずこれなら3分で移動だけはできるようにはなります。
KeyToKey (製作者ブログへのリンク)
UO をコントローラーで動かせるようになるだけではなく、キーボードやマウスのカスタマイズも可能になり、マクロ機能なども使えるようになります。ただこのマクロはある程度プログラミングの知識がないと難しいと思われますので、スティックで移動できて、マクロの発動を各ボタンに割り当て設定するまでを解説したいと思います。
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みなさんは UOのマクロや機能キーをいくつ設定されています? UOA なども含めると相当数ありますよね。そもそもゲームコントローラー程度のボタン数では足りないだろ?
A, B, X, Y, LB, LT, RB, RT, 十字キー(4つ), START, BACK の14個しかありません。
はい、ぜんぜん足りませんね。(笑)
ですが、この KeyToKey ではボタンをホットキー風に使えるようにもできるので、LT 押しながら A ボタン、RT 押しながらスティックなどにも機能割り当てできるのです。これにより大幅に設定可能キーが増え数十個のマクロキーやUOキーを割り当てることができるようになるので、コントローラーから手を放さず操作可能になります。
※噴水にパーツを並べるみたいなのはマウス操作が早いです。場面で使い分けは必要です。
上のリンクから [ダウンロード] に入り、ページ下の方のリンクよりダウンロードしてください。zip 書庫形式なので解凍します。できた KeyToKey フォルダを適切なフォルダへ移動します。Program Files フォルダでもいいですが、UOTools などとフォルダ作ってそこへUO関連ツールをまとめてもいいですね。
●KeyToKeyのダウンロードと導入
① まずは [権限] の設定。UO上でプログラムを動作させる際には必須ですね。
KeyToKey のフォルダに入り、 [KeyToKey.exe] 上で右クリックから [プロパティ] を選択。
[互換性] タブから、[管理者としてこのプログラムを実行する] に ☑ を入れます。
② コントローラーを接続
USBに繋ぎます。
③ KeyToKey.exe を起動
一瞬コマンドプロンプト画面が表示されますが、これは接続されているコントローラーをサーチしてチェックしています。サーチが終わると↓の画面になります。
※サーチに失敗しても↓の画面になりますが、成功し認識しているものとして進めます。
④ UO クライアントを起動
次に UO を起動します。2D、EC のどちらでもメインで使われている UO クライアントを起動しておきます。最初のログイン画面で構いません。
⑤ UOクライアント専用のプロファイルを作ります
これを作成設定することで、UOが起動している時だけコントローラー操作が有効になります。[デフォルト] のままですと、全ての起動しているアプリ上でコントローラーの操作が有効になります。UOで使用するキーと他のソフト(例えばブラウザ)で使用するキーは異なりますので、アプリ毎に設定します。とりあえず今は UO で使えるように。
↓ [新規作成] をクリック。
↓ UOSA (または UO2D など)と入力し、[作成] をクリック。
↓ のようにプロファイルが UOSA になっているのを確認し [自動切り替え] をクリック。
↓が出たら [+] クリック。
↓の現在実行中のプログラムリストが表示されるので、そこから [UOSA] を選択し [完了] クリック。※2Dの場合は [client] を探します。
これで、これから設定するキーは UOSA または UO2D クライアントが起動し、カレント(メインで操作するウインドウ)になっている場合だけ機能するようになりました。
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