カーチュン・ウォン/日フィル、ヤナーチェク シンフォニエッタ | なんでもクラシック頓珍館

なんでもクラシック頓珍館

全然アカデミックじゃない、感性の向くまま綴る音楽雑記帳です

5月13日(土) サントリーホール

 

カーチュン・ウォン(指揮)

佐藤晴真(チェロ)

日本フィルハーモニー交響楽団

 

ミャスコフフキー/交響曲第21番 嬰へ短調『交響幻想曲』

芥川也寸志/チェロとオーケストラのための『コンチェルト・オスティナート』

ヤナーチェク/シンフォニエッタ

 

 

水曜の東フィルを金曜に振替え、今度は日フィルを金曜から土曜へ振替

 

金曜⇒土曜の場合は、まずいい席は来ず正面から外れることが多い

 

今回は真正面のめっちゃいい席でびっくり

 

 

ミャスコフスキーは交響曲を27曲を書いた“ソヴィエト・シンフォニスト”

 

Marco Polo レーベルなどに録音があるが、日本での知名度は低い

 

交響曲第21番は単一楽章で約15分

 

曲の内容からも交響曲というより、副題の“幻想曲”の方が合ってる様な?

 

 

今回のプログラム、真ん中に芥川を持って来たのがミソ

 

チェロ協奏曲はさらにレアで録音音源すら見つからないくらい(ネットでは1種)

 

さすがに、佐藤晴真はPad楽譜を見ながらの演奏

 

曲名の通り、芥川お得意のオスティナートを基調とする作品

 

結構かっこいい

 

ただ、オスティナートの音型自体が通俗的で才気が感じられないのが惜しい

 

演奏とあまり関係ないが今日初めて気が付いたのは、チェロ台のセッティング

 

チェロのエンドピンを刺す位置の床板の下に角材を置いて隙間を埋めていた

 

10センチ角程度のものだけど、舞台床にバミリが貼ってあって位置はぴったり

 

そういう細かいテクニックが良い音を響かせる肝なんだなあ、と

 

 

シンフォニエッタは、ちょっとびっくりするくらい素晴らしかった

 

金管のバンダ(13人)をP席の最上部、オルガン前に配置したのが効果的

 

本体のオーケストラは弦楽器のニュアンスと厚みがあって充実している

 

演奏は2楽章がテンポ設定で細かくやり過ぎていて、やや違和感あり

 

この曲で一番好きな、3楽章は弦楽器の美質が活かされていて大変良かった

 

終楽章の後半、冒頭のファンファーレが戻るあたりで思わず感涙

 

コンサートマスターは田野倉雅秋

 

チェロ首席にゲストで昨年度まで神奈川フィルにいた、門脇大樹

 

4月のN響Bプロにも出ていたし、フリーになって引っ張りだこの様子

 

2ndヴァイオリンの首席もゲストの女性奏者

 

衣裳がかっこよくて素敵、がんみしてしまった

 

 

 

ヤナーチェク/シンフォニエッタ より 第5楽章 “市庁舎”

フランティシェク・イーレク(指揮)

ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団, 1979年録音