10月17日(木) オペラシティ コンサートホール

【第128回 東京オペラシティ定期シリーズ】

 

ミハイル・プレトニョフ(指揮)

イルカー・アルカユーリック(テノール)*

新国立劇場合唱団 (男声合唱、合唱指揮:冨平恭平)* 

東京フィルハーモニー交響楽団

 

ビゼー/交響曲第1番

リスト/ファウスト交響曲*

 ⅰ.ファウスト

 ⅱ.グレートヒェン

 ⅲ.メフィストフェレス ~ 終曲の合唱

 

 

ビゼーの交響曲、プレトニョフの指揮はほとんど身振りだけ

 

とっても楽しそう

 

テンポが遅くてわくわく感は少ないが、曲自体が結構好き

 

来週はN響でもう一度聴ける

 

ファウスト交響曲、なかなか良くできている

 

第1楽章は序奏を入れると主題が5つも出てくる

 

それぞれの主題が、ファウスト博士の多面性を表している

 

5番目の英雄主題はまるで映画音楽、華麗でかっこいい

 

展開部を挟んで、ソナタ形式の再現部で5つの主題をもう一回

 

1楽章だけで30分かかるのも納得

 

第2楽章が良かった

 

冒頭の木管と弦楽八重奏だけの演奏で目頭がじんわり

 

後半のヴァイオリン四重奏の場面では思わず落涙

 

コンマスの他、フォアシュピーラーを三人入れてがっちり固めた美演

 

第3楽章、メフィストフェレスはファウストの鏡

 

1楽章の主題が変形して登場、メフィストフェレス独自の主題が出て来ない

 

悪魔的で嘲笑うかの様な音楽が纏わりついて挿入される

 

終曲の合唱は、グレートヒェンの自己犠牲が悪魔に打ち勝つ最終場面

 

とって付けた感は否めないが、音響的な効果は絶大

 

プレトニョフらしい落ち着いた進行で、70分どころか80分近くやっていた

 

コンサートマスターは依田真宣、トップサイドに渡邊美穂

 

自席は1階前方、A席

 

 

 

ミハイル・プレトニョフ Mikhail Pletnev (1957-、ロシア)