9月17~19日は、ブレインジム創始者であるポール・デニッソン氏から直接学べる貴重な機会ということで、横浜まで行ってきました。
これまで学んできた基本のブレインジムを掘り下げて、理解を深めた有意義な3日間でした。

また、ポール先生からも直接のデモ・セッションを受けることができて特別な記念になったとともに、これまでやるべきことがあれこれあったことを整理できず、反応的に取り組んでいたことを統合し、選択と集中して取り組むための脳構成を作って頂けました。
もし、ここで学んだことの中で大切なことを一つ、ブレインジムを知らない方にでも分かりやすくお伝えしたいこと…それは
「学び」はきちんと完結させること
そもそも「学び=知識を得ること。テストで高得点をとること」と、無意識レベルで刷り込まれてしまっていること、そしてそれを体現してしまっている現在の教育体制が、多くの子ども達をある意味、真の「学び」の喜びから遠ざけてしまっている感があります。
「学び」の完結とは、自分が取り組んでいることが無意識レベルで行えるようになることです。
例えば
日本語を話すのに、いちいち文法構成を意識しないでも話せるように…
自転車に乗るのに、意識的にバランスを取らなくてもこげるように…
本を読むのに、一言一句を見なくても文節の固まりで流れるように内容をとらえられるように…
逆上がりが、鉄棒に腰骨を引きつけ、その勢いで身体をくるりと回すという一連の動作を無意識でできるように…
この「学びの完結」を積み上げることで、単にその学びが一生自分の資源として息づいてくれるだけでなく、より高度な学びへの土台や意欲ともなり、知性のみならず人間的な成長として結実することとなります。
ただ、これらは全て脳内での神経伝達や、脳と身体との連携がスムーズにいってこそ学びが容易になるのであって、自身の身体的要因や環境的要因で、そこがうまくいかないと「苦手」「難しい」「しんどい」という脳や身体、心の苦痛となって現れて、なかなか学びが完結しません。
また、そういう状態になると精神力による努力だけでの克服は困難です。
結果、学びからの喜びや達成感、更には自己肯定感が得られず、更なる学びへの意欲が失われることになります。
ここからは私見ですが、だから即物的に得られるレベルの低い喜びばかりに志向が向いたり、自身の劣等感を「出る杭は打たれる」や「自分より弱い者を叩く」などの歪んだ優越感で補完したりする行為に走るのではないでしょうか?
そして、その精神性が大人になっても持ち越されてしまい、社会性の欠如、極度の自己中心性など、いわば「知識は大人でも、情緒は子供のまま」といった方が増えて、社会問題を増加させている要因にもなっているのではないでしょうか。
勿論、学校現場が学習指導要領に沿ったカリキュラムをこなすために、そして1学級30名以上の様々な個性の子達を教えるのに、そんな悠長なことはしていられないのが現実問題だとは思います。
ただ、かつて酷評された「ゆとり教育」が目指していたのは、恐らくこういう「学び」なのではないかとも思いますし、今のカリキュラムの中でも極力体験を通じたり、事例を絡めたりして、感情を伴った「生きた学習」を増やしてほしいですし、また運動会の「団演」みたいに時間をかけて皆で作りあげるものなどを積極的に取り入れ、かつ序列をつけることで、その達成感や喜びが失われたり、勝つことが全てみたいな価値観が刷り込まれたりすることのないような教育の在り方を目指せないかと思います。
ちなみに「ブレインジム」は、「学び」の過程で起きる心身の苦痛やブロックを緩和し、学びを完結させることを助ける教育プログラムです。
ブレインジム体験会を近日開催致します。是非ご自身で、その有効性をお試しください。
9月25日(日)午後1時~ 金沢トレーニングプラザ アイアンホースジム にて
9月28日(水)午後7時~ 白山市鶴来総合文化会館クレイン にて
皆様のご参加をお待ちしております。