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還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

YouTube『リフォーム百科事典』を主宰する田口が、住まいと人生の最適解を求めるために、自分で意思決定して自分の人生を歩むため家つくりについてのヒントをお届けします
 

当たり前のことば 『消費者』

 

消費する人だから消費者
お客様は消費者になるのでしょうか

生活者は消費者なのでしょうか?

 

建築、特にリフォームに携わる人間にとっては、お客様は消費者ではないはずです

しかし、営業的には消費者になっていただかないと売り上げが伸びない

 

消費しない=今あるものを大切に使っていく生き方や住まい方を尊重したい

だとしたら、消費者ではない

既存住宅の建築工事に携わるものとして、私は生活者と呼んでいる

あるいは住まう人

 

新しいライフスタイルの提案なんていらない

その人のライフスタイルを尊重することが務めではないでしょうか

 

そんなことを消費者の言葉から感じました

 

 

 


 

 

リフォームを考えたとき、多くの方は情報集めからはじめるのではないでしょうか?

 

リフォームって一体いくらかかるのだろう?

見当もつかない方が多いと思います

 

では、いくらかかる? の答え集め=情報集めはどんな方法でしょう

ネット、チラシ、友達に聞く、ホームセンター、メーカーショールーム。そんなあたりですか

それとも業社選びからスタートする方もいますね

 

今日のテーマは【チラシ価格を信じないで】です

最近は新聞を購読していないお宅も多いようですが、まだまだ折り込みチラシは大切な情報源ですね

そのほかにポストに入っているチラシもありますね

このチラシからスタートするのが誤解の始まりになっているケースが多いように感じています

 

スーパーでもドラッグストアでも、チラシの価格は赤字覚悟の集客目的ではないでしょうか

他店より少しでも安くしてお客さんを呼び込むためのチラシ

 

そのチラシ価格をスタートで見てしまうと、普通の(真っ当な工事をする)業社の価格がやけに高く感じてしまいます

 

私の経験で言うと、チラシ価格で受注していてはリフォーム会社の経営は行き詰まるレベルです

あるいは、相当な施工の合理化(簡略化)なのか、追加追加追加をしないと工事が成り立たないのか

 

いずれにせよ、チラシ価格はイレギュラーだと思ってください

そうしないと、優良な業社がみんな法外な価格の業者に見えてしまいます

チラシを参考にするのはいいのですが、その価格で「良い工事」が出来るかどうかを疑いながらリフォーム計画を立ててください

 

 

リフォーム百科事典  田口寛英

 

社内で目標とか約束事を作っています。
そのなかのひとつが、一日一善・一日一感謝・一日一褒めです

やってみてわかったのは、褒めることが難しい

例えば、運転していて横断歩道で歩行者を優先させたら一善OK
コンビニでレジの店員さんに、ありがとうと言えば感謝OK

ところが、褒めるのはいままでの習慣になかったことだと気が付きました

こんなことに気が付いた私ですが
日本ほめる達人協会の認定講師でした
学んだことをすっかり忘れてました

ほめ達で学んだことは、物事の解釈や見方をかえること
コインは丸ですが、自動販売機の設計者はコインは四角です
物事や人間はいろいろな面があって、思い込みをしてれば新しい発見があります

そこが新たな可能性になり、褒めのネタになるわけです

思い出した!
ほめる思考回路を再構築します

https://www.hometatsu.jp/

 雨漏りの原因は【屋根】と考える方が多いようですが、実はそうではありません。

 

経験的に一番多いのは窓の周りからの侵入です

次に多いのが“雨押え”と呼ばれる部分。写真の赤い丸の所です

 

瓦やコロニアルの下には、ルーフィングと呼ばれる防水シートが敷かれているので室内には入ってこない構造ですから屋根ではないのですね

壁も防水シートが貼られていますが、サッシの周りはシートが切れていますので、そこの処理が適切でないと雨漏りにつながります

 

雨漏りの時には誰に修理を依頼すればいいのでしょうか?
例えば、瓦屋根だからといって瓦屋さんを呼んでもサッシ廻りのことはわからなかったりします

結論から言うと、屋根工事や板金工など総合的に判断できる大工や現場に詳しい建築士に依頼するのが適切です

 

最近は、横殴りの雨が多くなって雨漏も多くなっています

雨は上から降るものと言う前提で家は作られています

横から、あるいは下からでは水が入りやすい構造になっています

 

心配になる方も多いと思いますが、年に数回の雨漏りくらいで木材は腐りません

壁や天井に染みができるのは好ましくないにしても、構造的には心配する必要はありません

 

 

 私がいつも使う例えが、

Q 築40年の家をどうしたら良いのか相談するとしたら?

①ハウスメーカーに相談したら→立て替え

②リフォーム会社に相談したら→リノベーション 

③不動産会社に相談したら→住み替え

 

つまり、相談する相手によって答えは違います

みんな、自分の立場、自分のためのアドバイになります

 

こう書くと、お客様のためのアドバイスになっていませんという意味になりますね

 

ところが先日、ある建築と不動産会社の経営者の勉強会に出た時のことです

志ある経営者が集まっての1泊2日の合宿です

みんな生活者本意の仕事をしている方々ばかりなのですが、冒頭のような質問への答えは見事にバラバラ

それも、自分の仕事の経験からの提案なので、不動産会社の社長は立て替えがいいよといい、

リフォーム会社の社長は、家は大切に使うべきだからリノベーションだと言います

 

みんな自分の経験則による提案なのですね

 

となると、皆さんが営業の言葉を信じるかどうかは、その人の仕事の経歴を知った上で判断することが大切ではないでしょうか

 

宜しければ、こちらをご覧ください