地鎮祭にご住職 | 還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

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YouTube『リフォーム百科事典』を主宰する田口が、住まいと人生の最適解を求めるために、自分で意思決定して自分の人生を歩むため家つくりについてのヒントをお届けします
 

新築を経過されているお客様

着工前に地鎮祭をやろうと言うことになりました。

 

普段からお付き合いのある神社、あるいは氏神様

どこかお知り合いありますかってお聞きしたところ

お客様が菩提寺としてお世話になっているお寺さんが地鎮祭をやっていただけるということがわかりました。

 

普通、地鎮祭と言うと、神主さんが取り行うものです。

お寺さん、ご住職が地鎮祭と言うのは初めての体験です。

左方もわからず、事前の打ち合わせということで、先日の日曜日、お寺さんに行って話を伺ってきました。

 

地鎮祭ではなく、ここでは地鎮式と言うそうです。

ただ基本は、神社でもお寺さんでもやることが一緒だと言うことです。

 

工事の無事、ここに住まわれる方の幸福をお祈りする

そして何より大切なのは、その土地に昔からいらっしゃる方々

もちろん目では見えないですよ。

もしかしたら、そこの土地で命を落とした生き物や人がいるかもしれない。

あるいは長い年月、その土地を守ってきた何かしらがいらっしゃるかもしれない。

 

そういった方々にこれから家を建てますと言うご挨拶をする。そのことが1番大切かもしれないねとご住職はおっしゃっていました。

 

ある工務店の先輩がこんなことを教えてくれました。

地縛霊と言うとなんだか恐ろしいですけど、にいらっしゃる見えない方々は、悪さをするような形ではない。

ただきちんとご挨拶をすることが大切だよ。

それをしないともしかしてもしかするよ。

だから工事のときにはきちんと手を合わせてご挨拶をしなさい。

そんなふうに教えてくれました。

 

建売では地鎮祭を行わないですね

もう家が経っちゃってたら遅いかもしれない。そんなこと考えずに今からでもその土地に対して感謝の気持ちを持つことが大切かもしれないですね。