インスペクションの信憑性 | 還暦建築士の日記:リフォーム百科事典

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 昨日に引き続きインスペクション(建物現況調査)についてお話します。

今日のテーマは『信用できるの?』です。

 

虚偽の報告書を提出することは無いと思いますが、

その内容についての信用度は調査する人によって変わります。

 

例えば、インスペクションのマニュアルでは

『床下は、床下収納庫などから覗き込んで確認する』ことになっています。

床下の全部を確認する必要なないのです。

 

そして、報告書にはどう書かれるかと言うと

床下⇒シロアリの被害は無し

調査範囲⇒床下収納庫から目視できる範囲

こう書かれます。

 

ですから、調査書をよく読めば、覗き込んで見た範囲でシロアリの被害が無かったとわかります。

この家にシロアリの被害(蟻害)があるのかどうかは不明と言うことです。

 

屋根の調査は、目視か双眼鏡(単眼鏡)を使って見える範囲を調べれば、

最低限のインスペクションとして成り立ちます。

 

もちろん、床下に入り、屋根裏に入り、屋根にも上がる調査員もいます。

 

でも、マニュアル通りの調査しか行わないで報告書を作成する調査員(調査会社)もいます。

 

どこまで調査したのか?

それが信ぴょう性に繋がります。

 

田口寛英