昨日に引き続きインスペクション(建物現況調査)についてお話します。
今日のテーマは『信用できるの?』です。
虚偽の報告書を提出することは無いと思いますが、
その内容についての信用度は調査する人によって変わります。
例えば、インスペクションのマニュアルでは
『床下は、床下収納庫などから覗き込んで確認する』ことになっています。
床下の全部を確認する必要なないのです。
そして、報告書にはどう書かれるかと言うと
床下⇒シロアリの被害は無し
調査範囲⇒床下収納庫から目視できる範囲
こう書かれます。
ですから、調査書をよく読めば、覗き込んで見た範囲でシロアリの被害が無かったとわかります。
この家にシロアリの被害(蟻害)があるのかどうかは不明と言うことです。
屋根の調査は、目視か双眼鏡(単眼鏡)を使って見える範囲を調べれば、
最低限のインスペクションとして成り立ちます。
もちろん、床下に入り、屋根裏に入り、屋根にも上がる調査員もいます。
でも、マニュアル通りの調査しか行わないで報告書を作成する調査員(調査会社)もいます。
どこまで調査したのか?
それが信ぴょう性に繋がります。
田口寛英