キッチンのカウンターやユニットバスの浴槽に使われる『ジンダイ』。人工大理石を略して人大=ジンダイとなりますが、厳密にいうと人造大理石と人工大理石は違います。どこが違うのかとしらべると、人造大理石は天然石を粉砕して樹脂で固めたもので、人工大理石はアクリルやポリエステル樹脂を成型したものとなっています。
ユニットバス浴槽の素材は大雑把にいうとFRPかジンダイです。FRPはポリエステルなどの樹脂でガラス繊維を固めたものと思ってください。そしてジンダイには2種類あって、人造大理石と書いてあるのはタカラとパナソニックでほかのメーカーは人工大理石と書いてあるか、または商品名だけでどんな種類のジンダイなのか明記されていません。
紛らわしいのは人工大理石で、これはアクリル樹脂の無垢材もあれば、FRPの上にアクリルウレタンをコーティングしただけのものもあります。クリナップのアクリアバスのカタログはきちんとそのあたりが書かれています。
左側がアクリストーン浴槽で右がアクリックス浴槽
こんな感じですね。
リクシルはカタログには載っていませんが別のサイトで
基材に多い不飽和ポリエステル樹脂・ガラス繊維とはFRPのことです。FRPにコーティングしただけのジンダイもあります。コーティングが何層あるかによって見た目も値段も違いますが、どんなにコーティングしても無垢のアクリル樹脂や人造大理石には劣りますね。
素材もメーカーによっていろいろですから、良く調べてみてください。