ショールームに行こうの3回目です
LIXIL 、TOTO、タカラ、クリナップ、パナソニック、など、キッチン・ユニットバス・洗面化粧台などを展示してあるメーカーショールームに行く時の注意点の最後です。
新築の住宅展示場に行ってアンケートに住所氏名を書くとその後に営業をかけられることがあります。
しかし、水回りショールームに行っても面倒な営業をしてくるメーカーはありません。せいぜい新商品案内やイベント案内の手紙が届くくらいですのでご安心ください。もちろん、アンケート拒否でも構いません。
基本的にショールームで業者の紹介はしていません。中には紹介しているメーカーもあるようですが、少数だと思います。積極的な紹介はしなくとも、提携業者一覧表があったり、メーカーごとの協力店を組織していてその案内を置いたりしています。例えばクリナップの『水回り工房』やTOTOの『リモデルクラブ』などです。LIXILはより積極的にリフォーム店のフランチャイズ展開したりネット活用のネットワークを作ったりしています。
このような組織に加盟していると優良な会社であるように思われますが、そうではありません。メーカーによって加盟の審査基準も組織化する目的も違いますが、メーカーによるリフォーム会社の囲い込み戦略の一つで営業的な側面が強いので、極端なことを言うと加盟料や年会費を払えば加盟できてしまいます。ですから、ショールームにパンフが置いてあったり、メーカーと提携しているからと言って優良リフォーム店だと信じるのは早計です。マイナスの事ばかり書きましたが、もちろん、素晴らしい会社さんのもたくさんあると思いまっすよ。
ショールームとは関係ありませんが、いわゆる業界団体に加盟しているからと言っても、それをもって信用するのはいかがかと思います。私がリフォームのセカンドオピニオンを依頼された案件で、あり得ないほどの杜撰なリフォーム計画である事が発覚したことがあります。社名は伏せますが関西では業界のリーダー格とも言えるような有名なリフォーム会社さんでした。看板は肩書きではわかりませんね。