Alice&Rabbits現体制終了ということで、全曲レビューをします。
レビューなので各曲の記事は論文のような文体で書きます。
なお、【レア度】としてセットリストに入る確率を☆☆☆〜★★★の4段階で示しています。
※「mix」という表記について
いわゆる本来のMIXとは程遠いので、本稿ではmixと表記します。
EVOKE
レア度: ★★☆「始まりの曲」ともいうべき一曲。旧体制と現体制で編曲が変更されていて、前者は(CDで聴く限りは)非常にアニソン感のある曲となっている。後者はダーク感増した感じになっている。
始まりの曲だから一曲目に来ることが多い。というか他の曲から繋いだことあるのだろうか…
泣き虫ピエロ
レア度: ★★☆WONDER JOURNEY
レア度: ☆☆☆声出しができない定期公演を重ねる中で、間奏のサークルとラスサビの前方へのムーブが生まれた曲。サークルの大きさ、前方への移動距離がその日のライブの盛り上がりを示していると言われている(独自研究)。
ハロー
レア度: ★★★おそらくアリラビで一番変化球な曲。こんなリズム感試される曲持ってたのか?!となるくらいの変化球。
旧体制で最後にお披露目されたが、すぐに旧体制が終了したため、レア曲だったらしい。現体制(2人)で復活して目頭が熱くなったファンもいるとかいないとか。
Glory
レア度: ☆☆☆ガチ恋Maybe
レア度: ★☆☆ラブレター
レア度: ★★☆ガチ恋Maybeでガチ恋口上できる尺がなかったからこそ、こっちでガチ恋口上を2回したくなる曲。コールはしつこいくらいでもいいと筆者は思っている。
Happy Tomorrow
レア度: ★★☆
後述のUtopiaと同日にお披露目された曲。後に君とSummer Daysのc/wとして音源化されたが、あまり披露されない。
「ビールで流し込んじゃえ」という歌詞があるので、ビアガーデンみたいなイベントでの披露率は高い。
サビの振り付けが真似しやすいのと、当時は定期公演で声出しができなかったので、振りコピがメインの曲と思っている。
Utopia
レア度: ★★☆前述の通り、Happy Tomorrowと同日にお披露目された曲。当時流行っていた「ツーステ曲」である。ツーステ曲といいつつもフォーステができるリズムも多いので、フォーステができる玄人にも嬉しい曲。
サビではこれも当時流行っていた「アイアイ」をしている人が多いが、当時の東北・北陸のアイドル現場ではあまりされていなかったので、サビの最初に円を描くためにZ字クラップをしていた。結果的に非常に運動量の多い曲として知られているはず。
音源化はアリラビの曲の中でも群を抜いて早く、2ヶ月後に発売されたGloryのc/wとして収録された。
Winter's Promise
レア度: 【春夏】★★★【秋冬】☆☆☆
2022年12月のワンマンライブのために書き下ろされた曲。ワンマンライブの入場特典としてCD-Rが配布された。
曲名の通り、冬季限定の曲なので、春夏で披露されることはほぼない。
お披露目当初はスタンドマイクを使用する曲で、SPEEDのWhite Loveを意識していると思われる(独自研究)。
2023年AWではスタンドマイクを使用しない曲に変更され、サビの振り付けが一部変更された。
ミラクス☆キッス(仮)
レア度: ★★★
最後まで曲名が決まっていなかった曲。曲名が決まっていないだけでなく、客もどう楽しんでいいのかわからず、没曲に近い。
レア曲ではあるものの、上述の理由から、披露されてもフロアのボルテージは上がらない。
君とSummer Days
レア度: 【春夏】☆☆☆【秋冬】★★★
Voice
レア度: ★★★
2023年12月に初披露された曲。当初の曲名はVoice of Lamentation。直訳すると「嘆きの声」となるが、lamentationという単語をネイティブの人たちはそんなに普通に使うのだろうか。
新曲としては久々のロック系の曲で、コールを楽しむというよりは観ること、聴くことを楽しむ曲と思われる。Alice&Rabbitsの客は単にコールをしたい客が多いため、客層にはあまり合っていない。そのためか披露する頻度は低い。
Marry me
レア度: ★☆☆
2024年8月の周年祭でお披露目された曲。
曲名の通り「私と結婚しようね」というテーマの曲。Ailes Design Musicはグループ名にディズニーヒロインズが使われることが多いため、ヒロインのハッピーエンドとして「結婚」という題材が選ばれているのではないかと思う(独自研究)。
「私と結婚しようね」という歌詞に対して「いいよー🙆」だとか「🙅」だとかで答える曲になろうとしている。
まとめ
本稿ではAlice&Rabbitsの楽曲について、レビューをおこなった。みなさんはどの曲が好きでしょうか?※レビューなので論文調で書きました。
このグループは披露される頻度の偏りが非常に大きいグループなので、聞きたくても聞けない、聞きたくなくても聞くなど、いろいろあったかと思います。筆者としては披露する曲の頻度というよりは、披露する曲の曲順が固定されているところが残念だなと思っていました。
日々成長していくはずの地下アイドルグループにおいて、常に同じ曲順で常に一定したパフォーマンスを提供されるのは客層とのミスマッチが大きかったのかな…と思っています。もちろんこれがハロプロやAKBのコンサートツアーであれば、毎回通うような客は少ないのでむしろその方がいいのですが、ツアーでもない普通のライブたちの中でこれをやるのは端的に「もったいない」と思っています。