今回のライブは前回のライブツアー「Fairytale」からの改善点が見られ、ライブ全体として完成されているように感じました。
今回のライブのコンセプトは「80's」でした。80年代に流行った音楽やファッションの再流行を受けて、それを見ていくような形。このコンセプト、前回と違って途中でどっかにいってしまうことはありませんでした。
まずオープニングの映像演出では時計が逆戻りする映像や時空を旅するかのような映像が流れます。ここで現代から80年代にタイムスリップするわけです。
そしてアカペラから始まるMr. Platonic。もともとのかっこいい感じがアカペラで引き立てられます。というか、アカペラができちゃうくらい本人たちのスキルが上がってるんですよね。
それからライブの前の木曜日にAbema TVの「原宿駅前ステージ」で披露した洋楽メドレーをやってくれました。
ちなみにこれは、「原宿キラキラ学院」のFairies show timeというコーナーでやっていた曲を当時の振りでやってます。振りコピもできちゃいますね笑
2016年のライブツアー、Answerでは「原宿キラキラ学院」のダンス対決コーナーのダンスを再現していましたので、当時からのファンとしてはちょうど洋楽カバーの方も見たかった頃ではないでしょうか?
特筆すべきはSparkleのアレンジ。80's remix ver.ということで、聴衆を80年代の雰囲気に誘うギミックとなります。
ハロオタでもある自分はフェアリーズもモーニング娘。のupdated版のように過去曲をアレンジしてやってくれないかなぁと前々から思っていたので、とても満足しました。あとはモーニング娘。の「気まぐれプリンセス」と「Fantasyが始まる」のmixのような2つの曲を1つにする試みがあると、また曲を楽しめるのかなって思います。
そして幕間の映像演出では、80年代から現代に戻ります。戻っていく途中にそれぞれの時代で流行った曲をメンバーが再現した映像が流れ、これがまたいい。と、同時に現代に戻ってきて普通にライブを行うというところに綺麗につなげていきます。
前回のライブでは、妖精の住む家(森)というコンセプトだったのに後半はどっかにいってしまったので、嬉しい改善でした。
その後はみんなで踊る曲!
相思相愛☆destinationのremix ver.を披露。それと同時に振りを変えました。
そもそも相思相愛☆destinationにremix版があったことをご存じでしょうか?これ、今回のために作られたものではありません。
CD only版に収録された謎の曲、それがこのremix版です。
いつかやらないのかなーとか思ってたらやりましたw
ただ、原曲がガチで盛り上がる「沸き曲」なのでちょっと寂しくもあり笑
アンコール1回目の最後の曲はまさかのLove me, Love you, moreでした。これは最近全然聞いてなかったので久々に聞けてよかったです。曲としては本当に楽しくて好きです。アモーレ!
イオンシネマで公開された「ゆうとくんがいく」の主題歌だったんですよね。こんなところにライジングと長友佑都との接点がw
そしてWアンコールで新曲披露。ダンシングヒーローを意識しまくったカバー曲です。振り付けが登美丘高校のバブリーダンスの産みの親という徹底ぶり。今回かなり勝負に来てます。
…というか、そもそもライジングってカバー曲得意なんですよね。ダンシングヒーローもそうですし、MAXはTORA TORA TORAやTacata'も洋楽のカバーになります。フェアリーズではSilly Boyがそうらしいです。あと原曲が日本の曲ですが、クロスロードとコスモス。
この辺の話は話すと長くなるので機会があれば別で書きますw
とにかく、勝負に来たなって感じです。そして、なんとなく行ける気がしてます。
で、ライブ千秋楽の最後の曲としてこの新曲を披露したわけなんですが、ライブコンセプトと噛み合いすぎですよね!この流れが美しすぎて本当に満足しました。
終演後、すぐに新しい推しの元へ行ったのは秘密()
ではまた!