フェアリーズのライブツアーが千秋楽を迎え、一週間くらい経ったのでそのレビューブログです。
自分が行ったのは5/3の舞浜アンフィシアターで行われた1回目の公演です。
今回も5人のダンサーを従えてパフォーマンスを行いました。前回と違ってもう少しダンサー達の出番が増えていました。
特にライブの始まり方はダンサー達が演出に大きく関わっており、そこからThe Fairytaleが始まります。この演出はいいなと思いました。最初って映像やら光やらを使った演出から始まることが多いかと思いますが、ダンサーが会場を駆け回るなどのパフォーマンスで始まるというのは、よかったなぁと。時代的には逆行してるのかもしれませんが。
今回のツアーのコンセプトは「妖精たちの住んでいるところ」だそうです。メンバーのいろんなところが見れるそうです。ダンサーさんはその住みかを探していた…のかな?ダンサーさんたちによって我々観客は妖精たちの住みかへと行く感じなんですかねぇ。
住んでいるところということで、一旦集合したメンバーはそれぞれのところに行きます。残された理香子からソロ曲メドレーが始まります。
お恥ずかしい話、puzzle公演を見に行ってないので、自分にとってはソロ曲を聞けたのは貴重な機会でした。
そのあとはセットが変わって普通のライブになります。そうです。普通のライブです。
もう一度言います。
普通のライブです。
つまり何が言いたいかと言いますと、最初の時点で「妖精の住みか」だとかなんか言って、メンバーのいろんなところが見れるとか言って、途中からそんなことは全くなかったかのようにライブが始まるんです。アホかこの事務所は。
ライブ時点でいろんな曲を聞いている時点では本当に楽しいんですけど、ライブが終わってから振り返ってみると、非常に引っ掛かるのです。うーん。
「妖精の住みか」という演出はライブ全体のコンセプトでもなんでもなくて、単なる一部分なわけです。いやそれライブ全体で1つの作品にならねーだろって思います。puzzleがよかったのはそういうところだと思いますし、Answerですらそういったところはちゃんとしていたと思います。Synchronizedは言わずもがなです。
ライブをマクロな視点で見たときに非常に残念だったと思います。
では、その先に話を続けます。
Synchronizedでは予約イベントでやってきた曲とMore Kissをやったという感じだったのですが、今回は新たに「光の果てに」などを披露しました。1番と2番の間奏で空だけ踊ってて泣きそうになりました()
そもそも「光の果てに」はカップリングの「エール」を含めて「6人でやっていく」という決意の曲でもあるので、普通に感動します。昔はやりすぎてアレでしたが。
Synchronized以降、やる曲が新しくならなかったのがフェアリーズに対しての不満だったので、少し解消されました。
今回のライブでは面白い演出がありました。みきちゃんの弾き語りです。No More Distanceをやったのですが…メロディーが邪魔w
みきちゃんのギターで十分ですし、それを聞きたいのに全く変えていないメロディーがバックで流れていたのがとっても残念。みきちゃんの演奏はとってもよかったです。
アンコールではHoney Vacationを披露してくれました。あの曲好きなのでめっちゃ高まりました。盛り上がりますよね。
また、新曲もアンコールにて披露。事前に披露すると言っておきながらアンコールで披露する意味…。普通にライブ中に入れればよかったと思うんですけどね。
新曲の第一印象は王道ライジング!です。今日から予約イベントが始まっていますのでぜひ見てみてください。王道ライジングな曲なのでオープンスペースのイベントを増やして外で勝負するにはちょうどいい曲だなと思いました。いろんな人に聞いてもらいたいです。
うーん、とりあえずまとめると、
1.今回もバックダンサー起用。演出にも関わっていてそれはよかった。
2.最初のコンセプトが最後まで続かなかったので作品全体として完成していなかった。
3.メンバーが5人になってから新たに披露した曲あり。新曲は王道ライジングです。
といったところですかね。
このライブの後、あんまり妖精モチベがないので、ここしばらくはゆるゆると見ていきたいと思います。
では。