こんばんは。もうこのブログを更新することはないものだと思っていたのですが、ふと懐かしい気持ちになったので書いてみることにします。


2015年11/23 さいたまスーパーアリーナ

そんな発表を受けたのが昨年の10月13日、Zeppでのセカンドワンマンでのことでした。唐突な出来事に固唾を飲んで呆然としてしまった事が、ついこの間のことのようです。

あれから一年以上の時が経過し、ついにこの日を迎えようとしています。

まありにも、このステージに立っていて欲しかった。そのような気持ちが、心のどこかにないと言ったらそれは嘘になります。

彼女も戦友の晴れ舞台は勿論見に来るようなので、会えたら一緒に写真でも撮れるといいな。なんて軽い感じで思っておくことにします。なんか考えすぎると泣きそうなので笑


気づけば、時がたつのは本当に早いもので、アリスのライブを見続けてから4年の月日が経過していました。

私はここで、普通の生活ではできないような貴重な体験を数多くしてきました。学生時代、大学に通うようになってから、視野が広がり、様々な人たちとお付き合いをする機会が増えましたが、ライブの現場、とりわけこのアリスの現場はその内思い出が強いコミュニティの一つです。もしかしたら一番かもしれないというほどの。

ここで私は何の後ろ盾もなく、どこに向かっていいのかもわからない、自分と同年齢程度の女性たちが奮闘してる姿を見てきました。

何に向かって頑張ってるんだろう?

それまでアイドル業なんていうものは、自分が可愛くちやほやされたいだけの自己顕示欲の塊みたいな人間だけがやるものだと、恥ずかしながら考えていました。

しかし、理屈じゃ説明のつかない圧倒的パワーに魅了されて、いつの間にかアリス十番のステージを見ることが楽しみの一つになっていったのを今でも思い出します。

以前一人のタレントにこんな質問をしたことがありました。

「何があなたにそこまでの活力を与えるの?どこに向かって頑張っているの?」

面白さのかけらも全くないストレートな質問に彼女はこう答えたんです

「そんなの私にだってわからないよ!!ただ今はがむしゃらにやるだけ。それだけ!」

彼女たちを突き動かすもの。わからず仕舞でした笑。

論理もへったくれもない。ただそれでいい。

まっとうに中学、高校、大学と出て普通に就職して普通に勤め上げる。これも人間の生きる道の一つだと思うし、簡単にできることじゃない。それまでに沢山の苦悩や葛藤と戦っていかなければならないだろう。

ただ彼女たちはそういった「普通」のレールとはかけ離れた世界に飛び込み、ひたすらがむしゃらにやってた。

大きなライブが決まってるわけでもない、テレビのレギュラーが決まってるわけでもない。

それでもエンターテインメントの世界で、我々を楽しませることに全力だった。

専門出て就職せずにトップアイドルになると意気込んでる子、単身北海道から出てきて極貧生活を送ってる子、詐欺にあって借金したり、カード破産寸前に追い込まれてる子…

個性豊かな集団だった。

偏に、アイドルでいることに全力だった。そんな年齢は変わらない人たちのクレイジーな様に心を奪われていったのかもしれません。

また、出会った人も個性的な人たちばかりでした。プライベートでこんなにアツくなれる事ってこの年になるとそうそうありませんよね?

同じ部活に入ってるチームメイトのような感覚です。



私の知ってる4年間の中でも、沢山の人間が志半ばで夢をあきらめざるをえなかったり、去って行ったりしました。

そんな人たちの思いを背負ってつかみ取ったZeppのステージから一年半。

アリーナで彼女たちを見ることになるとは、さすがに思ってもみませんでした。

JR山手線、京浜東北線 田町駅から徒歩15分。芝浦ふ頭の小さな小さなライブハウス。

何度も足を運んだそのライブハウスで、たった10数人のお客さんを相手していた地下集団がアリーナに立つんです。

昔のブログエントリーにも書きましたが、本当に沢山の悲劇や、苦悩がありました。

ドラマですよ? もっとも、この事務所は茶番劇もありますけどね笑

友達ではない。彼女でもない。

けどただの知り合いではない彼女たちが、芝浦でかき集めた小さな夢の欠片達を、PARMSで培ったその思いを、どんな色の、どんな形の花として私に見せてくれるのか。

本当に楽しみです。







2011年12月17日

今から3年半前の出来事

ゴウンゴウン…。エレベーターのドアが開く。

何しにこんなところまで来たんだろう。

季節は冬にさしかかっており、セーター一枚では少し肌寒い外気であった。

友人に連れられ向かった建物には、どこか時代を感じさせる懐かしい、そしてさびれた雰囲気があった。「何か言われたら早瀬愛夢でって言っといて」そんな友人の意味不明な言葉を聞き流し、俺はその廃墟のような薄暗い建物の中を進んだ。壁には何やらインチキくさいアイドルのポスターが沢山並んでいる。ノーブランドのコーラをドリンクチケットと引き換えながら察した。俺は地下アイドルのライブに連れてこられたんだ。鈍感で通っている俺もさすがに気づいていた。当時その友人がとある地下アイドルにハマっていることは存じ上げていたのだが、まさか連れてこられることになるとは夢にも思っていなかった。

会場に入るとキャパ150~250人程度だろうか?換気もできてないさびれたライブハウスだった。いい大人たちがキャラメルをモチーフにしたダサいTシャツを身にまとい、中には家電量販店の売り子よろしく、ピンク色の法被を着た年配の方々が、低いステージに向かって奇声をあげていた。あぁ俺はなんていう場所に来てしまったのだろう。呆気にとられていると、友人はバッグから何やらポテトチップスをモチーフにしたであろう、これまた滅茶苦茶ダサいTシャツを取り出した。この会社の企画部はどうなってるんだよ笑?そんなことを考えながらステージをポカンと眺めていた。ソロのアイドルが舞台で歌い踊っていた。何も知らない曲。何も知らない人間。だんだんステージを見ることに嫌気がさしてきた俺は煙草を吸いに行ける場所を探した。人の良さそうな男性ファンに聞くと「会場内でも吸えるけど、アイドルの子たちもいるし、できれば外の階段で吸ってほしい」そう言われた俺は頭を下げ、一旦その場を去ることにした。外に出ると目の前にはエレベーターがあった。

ゴウンゴウン…。エレベーターのドアが開く。

目の前に5人の女の子達が立っていた。おそろいのファーのような物を身に着け、おそろいの金色のポンポンを持って、色違いのおそろいスカートを履いていた。

すらっとした美人で茶髪のモデルのようなピンクのスカートの子

愛らしい笑顔でずっと笑ってるんじゃないか?と思うような少し色黒のオレンジのスカートの子

可愛らしいんだけどどっか抜けてる感じがあって少し目と目が離れている赤のスカートの子

他の4人と比べて、明らかに緊張し何やら一人でぶつぶつ唱えてる水色のスカートの子

そして

色白できれいな肌…おっとりしてそうだけど目力が強い。非常に魅力的な黄色のスカートの子

そんな5人を前にして無視して通りすぎるのもなぁと感じた俺から咄嗟に出た言葉は「君たちはアイドルなの?」だった。口に出してから後悔する。あたりまえじゃないかアホか俺は。こんなところにおそろいの格好をした5人組の一般女性が立ってるわけないだろうが。

赤担当の子が返事をしてくれる。「そうです!チェリーブロッサムって言います!!よろしくお願いします!」なぜか呆気にとられてしまった。チェリーブロッサム。聞いたことがあった。俺をここに連れてきた友人が好きなグループだ。「あむにゃんって子…いる?」次に出た言葉だった。何とか彼女たちについて知ってる唯一のワードが咽喉から出てきた。オレンジのスカートの子が手を挙げる。「そうか君が…」あむにゃんって子なら友人の話でもして誤魔化せると思ったのだが、俺はどうしても黄色のスカートの子と話がしたかった。「君の名前は…?」黄色の子が答える「渡辺まありです」次の口を開きかけた時オープニングSEであろう?巷で流行りの「マルマルモリモリ」が流れて彼女たちは行ってしまった。

俺は煙草を吸いに行くことなど忘れて、会場に戻っていた。当時コンタクトの残り枚数カウントを間違え、金欠によりコンタクトが買えず、大嫌いなメガネをかけてステージを凝視していた。水色の子がその日にステージデビューだということを知った。そりゃあんだけたどたどしくなるよな…。正直、ステージ自体に感動を覚えることはなかったのだが、どうしても渡辺まありちゃんが気になり、気づいたら目で姿を追っていた。気づいたら隣の見知らぬ人に肩を組まれラインダンスをしていた。何をやってるんだ俺は。それが彼女との出会いだった。

公演が無事に終わり、友人たちと食事を取り帰路についている最中も、どうも彼女の事が気にかかっていた。

翌日、バイトが終わり眠りにつこうとした時、携帯の着信がなり目を見開いた。

友人が俺の紹介を渡辺まありにしてくれたらしく、ブログにコメントが来ていた。唐突すぎる出来事ではあったが、自分の行動一つ一つ見てくれて反応を示してくれる事に悪い気はしなかった。

その月末、渋谷マルイシティでのトッピングガールズライブが始まった
最初のライブを見た後に何回か足を運ぶことで、地下アイドルというもののステレオタイプはいささかなくなっていた。それどころか、何処か頼りなさげで、他のメンバーよりワンテンポ遅れた動きをしている、まありを見ることが、物販に足を運んで他愛もない話をすることが、とても幸せに感じるようになっていった。

年末のマルイライブは、当時付き合っていた恋人との約束を全部すっぽかしてまで見に行った覚えがある。

ここで俺はかけがえのない大切な一生の仲間と出会い、毎晩アリスについて語り、3月まで楽しいひと時を過ごしていった。




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随筆っぽく書くのはここで終わりにします。とんでもなく長くなりそうだから。
俺がアリスに来たばっかりのころのお話でした。

そっから三年半が経過しました。

昨日、「渡辺まあり」は4年弱のアリス生活、9年弱にも及ぶ芸能生活を卒業しました。

感想?感想かぁ……。かなり月並みなものになってしまうけど

「長いようで短く、短いようで長い」

俺のアリスライフはそんな感じでした。

昨日までの出来事がまるで夢であったかのように感じます。

俺がアリスに行き始めたのがちょうど大学3年の時。んで、この間の3月26日で大学を卒業しました。何年行ってんだって?6年かかりましたwまぁそれはおいといて。

俺の大学生活のラスト半分は常にアリス十番とともにあったなぁと今更しみじみ感じています。

彼女がしっかりした目標を持ってアリスを巣立っていく。俺も前に進まなきゃいけない時が来たんだなぁと実感しています。

ここで時間を止めてしまってはダメだよね。一歩新たな世界に、社会の渦に飲み込まれていきます。

アリスでの思い出は、ブログじゃ語りきれないほどあります。さっきの痛い随筆()の続きを言えば、1月末に常設かけた戦いがあって、手作りのビラを秋葉原の町中に配りまくったり、台場でチケットを配りまくったりした。俺たちの中では第一次アリス暗黒時代なんて呼んでますが、12年の3月。メンバーの大量解雇がありました。アリス十番人員削減計画。とかいっちゃって。裏切ったり裏切られたり…俺らの仲間も出禁になったりして、あぁアリス終わりなんかなーとか思ったりして。何を信じたらいいかわからなかった。誰が本当のことを言って、誰が嘘をついているのか。

けどそん時も、チャットや撮影会でまありちゃんと話してわかったんだよね。あぁこいつは折れてないなーって。じゃぁ俺もしょげてる場合じゃねーなーと。

我慢してるの見て取れるの。けど乗り越える。そんな決意が顔に表れてた。

そのあとの痛心を乗り越えた葛西
9days。暴風雨の影響で実際は8日間23公演。
藤崎麻美、桜のどか、森カノン、月村麗華、立花あんな、早瀬愛夢、渡辺まあり、塩谷彩香、桐谷真央。この9人でのリスタートだったね。麻美のエイプリルフール吐血事件だけは一生恨んでやる!!回数重ねるごとにみんな顔色がよくなっていった。何か吹っ切れたように。




東名阪の遠征で培われた絆
夏だね☆のリリースで初めて遠征リリイベやったね。このころ麻友美がアリ十復帰して10人体制になった。このころに今のアリス十番は完成したのかな?って思ってる。あ、ボートやり始めたね。よく喧嘩してたわ笑



炎天下のTIF
念願のTIFにもう一度出れたけど野外ステ激しすぎてどんどん倒れたよね。そんな中森カノンは冷凍チャーハンで身体冷やして、自然解凍でそれ食ったよねマジ不思議。管理がずさんでどんどんイライラして、ついにいつも怒らない温厚な友人がガチギレしたのも記憶に新しいです。





もう全部つながってるんだよね。一つ一つのイベントが、単体で見るとあぁこんなこともしてたんだ!こんなこともあったねぇ!なんて思い出話になっちゃうけど、違うんだよね。

全部が積み重ねだった。三月事件がなかったら葛西はただの野外連続イベントとなって何も生み出さなかったかもしれない。

報道陣もたくさん来ていた。もちろんいい意味じゃなくてね。まありに執拗に向けられるマイクに、俺がもう勘弁してやってください…なんて偉そうなこと言ったこともあったな…。今思うと何様な事言ってたんだろう恥ずかしくなる。

あの子たちの言葉借りるなら、ほんとにメンバーのほうが俺らより人数多い時なんて多々あった。

でも俺らがどんなに辛いなって感じる時があってもやってこれたのは、やっぱ渡辺まありがいたからなんだよね。

なんか頼りなく見えるでしょ?ふにゃふにゃしてるように見えるでしょ?

確かに俺も初めて見たときはそうだった。高校のダンドリのがうめーなって思った笑

でもまありは試練乗り越えるたびにどんどん強くなっていった。元々我がつえーんだわ。これも一番最初は騙されたけど←
可愛らしい成りして一番物事シビアに考えて先見据えて…何より自分に厳しかった。

だからもうちょっとリラックスして考えなよなんて言えなかったよね。

それでもたまには涙して感情があふれてしまうこともあった。そんなギャップに惹かれていったのかもしれないね。

私のどこが好き??とかよく聞かれた時「強くて弱いところが」とか哲学ぶって答えてたけど、本当はそんなところなのかもしれない。

アリ十がやっと一つになった!!ってとこでいよいよまた常設の話が舞い降りてきたんだよね。
つけ博のシーズン。大雨の千秋楽は今でも思い出すと涙が出てくる。

つけ博成功させて、銀座パセラ埋めてさぁPARMS!!

この頃がまた一つアリスの転機だったのかな?って思ってる。

毎日365日休みなくやり続けるって本当に難しい。単調なセトリ、パフォーマンスのルーティン感…せっかく勝ち取った常設だったけど俺は一瞬悪い方向に行っちゃってるなって感じたこともあった。

ライブが楽しくないな

そう感じてしまうこともあった。PARMSができる前はそんなこと感じたこともなかったのにね。

でもね、やっぱすげーって思うのがさ…アリ十の子達みんなそれ気づいてたんだよね。慢心に溺れてはいなかった。

常設ができて一年を過ぎたころから、アリ十は昔のがむしゃら感が戻ってきた。

もちろん常設をかけて戦ってた頃のアリス十番は最高に輝いてた。けど、それより前の、どこに向かって走ってるかはわからないけど、とにかく全力!!がむしゃら!!

そんなアリス十番が俺は好きだったのかな?とも思い返したんだ。

前にブログにも書いたかもしれないけど

今の新しい子達は「アリ十にあこがれて、スチガにあこがれてアリス受けました!!」そんな子たちが多いんだよね。それは間違った事じゃないと思う。だけどアリ十の子達にはそんな思いはなかった。いつでも自分たちが道を切り開いて作ってきた。開拓者だった。

そして2014年5月3日。夢のZepp東京でのワンマンにまでこぎつけたんだ。

そんな彼女たちの思いにも気づかず、俺は一時期ビュッフェで酒をめちゃくちゃ飲んだり、逆に酒を浴びるほど飲んでからライブに行くことくらいしか楽しみがなくなってた時期だった。

今思うとまありだけでなく色んな人に迷惑をかけていたと思う。

そんな時、俺は一度だけまありにこういわれたんだよね

「もう二度とライブに来ないで」

さすがに堪えたよね…。いつの間にか自分本位でしか物事を考えられなくなっていた。こればっかりは謝るしかなかったよ。苦い思い出です。

れいかにんがいなくなって、そして最高最強エースの麻美がいなくなって確かにかつてのアリスではなくなった。それでもパワーダウンしたって言われたくないから本気でライブにぶつかってたね。伝わってきたよ。

PARMSができてから2年ちょい。俺もさすがに自分の事で忙しくなった事もあり、週に1回いければいい方みたいな日々も続いた。それでもまありから心が離れることは一瞬たりともなかったよ。

いつの間にか沢山女の子のファンも増えて、毎日来てくれるファンも増えて、嬉しかったり、センチになったりしたのは根がヲタクだからでしょうね笑。

正直この1年くらいは何もしてあげれてない。それが少し悔やまれます。


俺はアリ十のデビューは見てないし、最初にみたのは13人体制だった時。

そして一番見てきたのは10人だった時。そして今はまあり早瀬が抜けて…そしてリサが加入して6人か

わがままで、頭は良くなかったけど、一番自分を持ってて、アリスの顔として愛されてた麻友美

アリスの絶対的エースでたまに怖いけどいつもそのパフォーマンスで言葉いらずで周りを牽引していた藤崎麻美

ちゃらけてるように見えて誰よりもメンバーの事もヲタクも見ていて涙もろくて思慮深い森カノン

常にリーダーって立ち位置押し付けられながら、自分の事は我慢して、アリ十のために動いてた桜のどか

めちゃくちゃ泣き虫だったけど、爆発力と人柄の良さで誰からも頼られるアリスの姉御だった月村麗華

自分はメンタル弱いのに、心優しくてファンの悩みも真剣に聞いてくれる、辛いことがあると自分の事のように悲しんでくれた塩谷彩香

二次元ヲタクでヒッキー気質あるのかな?と思いきや明るい子で誰からも愛されみんなの癒しだった桐谷真央

いつも笑顔が全開でステージを明るくしてくれてた。笑顔の裏に潜むブラックな話も得意で負けず嫌いな早瀬愛夢

ちょっとドジでおっとりだったのにアリス全体のセンターに成長して会場を包み込む包容力でアリスを引っ張ってる立花あんな

ポスト麻美路線だけでなく愛らしさと力強さが共存していて感受性豊かで最年少ながら成長著しい川村虹花

繊細だけど、ステージの先輩に臆することなく、頭の回転が速くてMC能力も表現力もある桜雪

そして

誰よりも綺麗で、誰よりもキュートでそのルックスもさることながら、何か人を惹きつけるステージ、ダンスがうまいわけじゃないんだけど、「らしさ」を一番共有できるステージ、そして喋った時の性格のギャップ。綺麗事が嫌いでいつも現実と向き合いながら内なる闘志を燃やして、見えないところで本当に頑張ってきた。腰を痛めてもPARMSに来て研究して、カレー博のインフルかかったときくらいしか休んでるの見たことない。誰よりも努力家な渡辺まあり

こんなメンツそろってて好きにならないわけなかったよね冷静に

まありちゃんのとこは主観入りまくりだけど笑。だけど本当に一番の努力家だと思うよ間違いない。

今回のブログタイトル「Run to the top」

まありちゃんは常にトップを、一番を目指して日々仲間ライバルと共に切磋琢磨してきた。

結果、芸能とは違う道に行くことになった。製菓業界。

じゃぁこれまでRun to the top.アリス十番として常に上を目指して奔走してきたのは無意味だったのか??そんなわけないよね。この四年間でまありは本当に強くなった。これは本人が一番感じていることだと思う。

製菓業界でこんな経験積んできた姉ちゃん他にいるか?いるわけねーよな。

彼女ならこの先どんなことがあっても耐えていける、乗り越えていける。

ラバーバンドにかっこわりー言葉入れたの。

Dreams come true

恥ずかし笑。文字に起こすとすげー安直な言葉に見えるけど、今のまありちゃんにあう最高の言葉なんじゃないかな?って思います。


長くなったけど、俺がアリスで過ごした時間は本当にかけがえのないものでした。最高のメンバーだけでなく、周りにも恵まれた。みんなとアリスについて語ったり、遠征しておいしい店いったり、普段から年齢の隔てなく仲良く飲みにいったりするのが本当に楽しかった。

中学の親友も愛してる、高校の親友も愛してる、大学の親友も、サークルの親友もみんな愛してる。

でも、こんな趣味の世界で、学校関係の旧友にも匹敵する、こんなにも愛する友人たちに巡り合えるとは思ってなかった。

名前を挙げるときりがないので、割愛させていただくけど、みんなとは死ぬまで酒を飲んでたいです。

灰汁が強くて、すぐ自分は棚に上げて人をいじるし、不快な思いをした人もたくさんいると思います。生意気な子供でした。ごめんなさい。今まで仲良くしてくださって本当にありがとうございました。そしてまたこれからも、ぜひご一緒してください。美味しいお酒を飲みましょう。世間から見たらゴシップもいいとこな話題でここまで盛り上がれるのはみんなしかいません笑

残ったアリ十のみんな
見てくれてると信じて。俺はまありちゃんがいなくなってもアリス十番を愛してます。
さすがに頻度は少なくなってしまうけど、顔を出した時は暖かく迎えてくれるとありがたいです。芝浦でかき集めた小さな小さな欠片たちが、さいたまスーパーアリーナへの道を築いたんだよ。全力で戦ってきてください。まだまだ君たちならできる。俺はそう信じています。


2011年12月17日~2015年4月12日

常に全力でした。渡辺まありとアリス十番、デストロイヤーに愛を込めて


                               りょーたそ





ゴウンゴウン…エレベーターのドアが開く。

そこには金色のポンポンを持って「笑顔を元気振りまく」彼女ではなく、エプロンをしてハンドミキサーとボウルを持った「かわいいと、おいしいを届ける」彼女が立ってるかもしれない。

ほら…どこからかクッキーの香ばしい匂いがしてきませんか?




こんにちは。日差しが強いですね。6月を迎えてすっかり夏日です。梅雨はどこへ?

先日の土日は久々におやすみを頂きました。

31日

久しぶりのトピガ。そして最後のトピガ。もしかしたらまたいつかやるかもしれない。でもそれは真ん中がいないトピガ。

全ての始まり。全ての原点。
それをこの日に感じてきました。

アリスだから、アリス故に邪険に扱われる事が沢山あった。

そんな中で「個」としてスポットライト浴び、周りにアリスすげーぞ!って見せつけるには最高のパフォーマンスをしてきたのはトッピングガールズだったんじゃないかな?と私は感じています。

つけ麺博では、残念ながら選ばれなかったけど、その後のマルイシティにはいたんだよね。いてくれて良かった。そこにいなかったら…どうなってたかな
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そんな中一際目を引いたのが麻美ちゃんでした。小さい体から漲る力強さ。あぁこの子がセンターなんだな。エースなんだな。一目でそう感じた。

その後、アリ十のプッシュであまり見ることはなくなってしまったけど、歌詞だってつけ麺つけ麺言ってるだけで、お世辞にも感動を与える歌詞ではないけど、それでもトッピングガールズは純粋に1番LIVEを楽しめるステージだし、原点だし、まさに「故きを温ねて新しきを知る」に相応しいパフォーマンスをしてくれる。

そういった意味で1番好きなんだ

だから土曜のトピガは最高に、最高に楽しめた。一切の涙も流さず、真に楽しめた。

感動を文字で形容するのって凄い難しい。何て言ったらいいんだろ。然るべくして楽しかったから「流石に楽しかった」としか言えないかな笑。

CDで聞くだけじゃ伝わらない、形容し難いソウルが伝わってるLIVE。それがトッピングガールズ

手前味噌で恐縮なのですが、夜は友人が誕生日お祝いしてくれました。
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それこそトピガが繋げてくれた友人たち。一緒にマルイで毎日アリスだった人たち。

キッカケ以上の関係になれて本当に嬉しいです。たまーにアリスの話もするけどね。年齢も職業も性格も全然違うけど、素敵な友人たちです。

中学の友人とも、高校の友人とも、大学の友人とも、またちょっと違ったテイストの個性派です笑

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いい緩さです笑

1日
麻美ちゃんのLAST DAY

お昼はぴゅあふる。アリスの中で最古参のユニットで、アリス十番の大元。
初期の頃は見てないから、ぴゅあふるって言ったら、あさお、のどか、小麦、麗華、カノンってイメージ。

初めて行った主催で「のどかさん綺麗ーー」って思いながらぼーっとステージ見てたら古い人に邪魔だー!って押されて喧嘩になりそうになった思い出のあるぴゅあふる笑。

いい意味で「アリスプロジェクトそのもののイメージ」を投影したユニットだなぁって思う。

もちろんトピガに続いて、ぴゅあふるだってエースは麻美ちゃん。

特にシンデレラはTHE.麻美ちゃんの曲!

ユニットの曲を聞いて、個人のイメージが浮かぶって凄くね?

それくらい麻美色。

《もしも女がただ着飾って潤んだ瞳をして待ってると、あなたがそう思っているのであればそれはとってもナンセンス》

あー麻美色。

最初のラブジョイを聴いた瞬間涙が止まらなかった。

OHHH☆YEAHHH!!!は朋恵ちゃんが入って少しテイストの変わったニューソング。これは朋恵ちゃんの曲だなー。新しい風を吹き込んでくれた。

マルクスの言葉を借りるなら

ぴゅあふるは決して固定された結晶体ではなく、変化することができる、そして常に変化を続けている有機体なんだって事を感じさせてくれた。

フューチャリーとDive-Eの流れはアリス全体を通して最も大好きな流れで、いつもいつも汗だくになりながら楽しんでた。

Dive-Eの始まりの21years oldからアリス来て終わりの23years old越えて24歳になっちまったよ笑。あーあー。

麻美ちゃん中心で

コンビの麗華にんとのRAPも
くっそ美人なのどかさんのぎこちない(←)煽りも
カノンの一際輝く多彩な表情と周りをよく見る観察力とカノパイも
朋恵ちゃんの新たにセンターで人の目惹きつけるカリスマ性も

全部ひっくるめてあーぴゅあふるやべーなって思わせてくれたことに感謝。

夜はついに卒業公演

アリ十のワンマンって形で行われた。

両隣は長い間ずっとずっとあさおを思ってきて1番麻美ちゃんのステージが大好きだったぼっちさんと、俺をアリス連れてきて2年半ずっとずっと1番わかりあえる人として一緒にアリス見てきたじょーさん

いやー平常心で見れるわけないよね笑。

オープニングで初期からの軌跡をスライドショー+動画で流されて、知らない頃は「ほうŧ‹"(o'ч'o)ŧ‹"ŧ‹」って感じだったけど、直近の2年半が流れた時は崩れ落ちました。

アリスが本腰でアリ十をプッシュし始めたのが2012年4月

今までそれぞれのユニットでやってて、特に仲良いわけでもなかったし、なんなら悪かったし

believe nipponの9日間を越えて、くさいこと言うと「絆」が深まったよね。

その時だって、みんなを牽引してきたのは麻美ちゃんだった。

まとめて、心の拠り所を作るのがのどかさんなんだとしたら

麻美ちゃんは自分の行動、自分のパフォーマンスで人を引っ張るエースだった。

トピガもぴゅあふるもアリ十もエースだね。

スポーツで主将とゲームキャプテンがそれぞれいるってあるじゃん?わかりやすく言うとそんな感じ。わかりやすいかな?

麻美ちゃんとは改まってちゃんと話した事とかないんだよね。

いっつもこっちの感想ばっか言ってた

やっぱすげーな!
今日もやばかったな!

そんなんばっか。それで満足だった。

紛れもなくアーティストだったんだよね、麻美ちゃんは

アリスは、特に古くからいるアリ十メンバーはアイドルやりたくて集まった人たちってわけじゃない。

最初は悪い意味でバラバラだった

今は良い意味でバラバラだよね。

チームとしての纏まりはあるけど、如何せん個が強いわ強いわ。

アリ十に憧れてます。アリスに入りたいです!

別にそれがいけないとは言わないけど、そういうのがなかったからこそ、目標が見えなくて、ただただがむしゃらにがんばってきたからこそ今のアリ十があるんじゃないかなーと私的にそう思う。

不安、絶望、疑念、不信…様々なマイナスなイメージ感情を乗り越えてきて、ある種漠然としたわずかな「期待」を胸に勇猛精進してきた結果がこの不思議なオリジナリティ溢れるユニットなんですよ。

俺はそんなアリ十が大好きだし、最初、端っこで力弱いダンスしながらも、喋ってみると結構プライド高くて、現実的なんだけどストイックで努力惜しまない、自分に正直な渡辺まありが大好きなんよ

そして勿論ずば抜けたダンスと歌唱力でみんなを牽引してきた絶対的アリスのエース麻美ちゃんはアリ十には欠かせない存在でした。センターを退いた後もエースの貫禄は健在でした。

雨の日雪の日嵐の日
変わらずステージにいてくれたから安心してパフォーマンスができた。

そんなメンバーも少なくないんじゃないかな?と、これは勝手に私が思ってます。

卒業公演での麻美ちゃんの落ちサビ生歌は全てに鳥肌が立ちました。夏だね☆は直視できなかった。何百回と見てきたけど…。手書きの横断幕で卒倒しかけました笑。

そしてsummer daysでは一曲まるまる涙が止まりませんでした。

あぁ、ここまで人を感動させる力を持っているのか…

終始麻美ちゃんが涙を流さず元気な姿で居てくれて嬉しかった。

最後の最後で120%のステージを見れて良かった。

あっという間の16曲でした。

最後の最後までアーティスト藤崎麻美で居続けた彼女を笑顔で送り出してあげたったけどボロボロでごめんなさい。

悔いはない。武道館にも立った。悔いはない。楽しかった。

そう彼女が言うなら我々は何を言うべきでもなく、ただ背中をポンと押してあげたい。

でも涙が止まらなかった。

気丈に振る舞ってるわけではない。麻美ちゃんは本気でラストステージを楽しんで満足気な顔をしてた。

ぼっちさんも最後は笑顔だった。

あぁ、最高のアーティストと最高のうさぎオヤジに出会えて良かった。

年は2周り弱違うけど、なんならパパまである年齢だけど

これからも一生付き合って行きたいです。

麻美ちゃんも、またどっかで歌聞きたいなー。GLAYのLIVE行ったら会えるかな←

そしてまた、新たなアリ十に期待しながら締めさせて頂きます。

これはアリ十が続く限り外しません。
photo:06



乱文失礼いたしました。