今日のトミカは2008年5月24日に発売されたトミカリミテッド高速隊パトロールカーというシリーズで販売された4台の中の1台である、「トヨタ ソアラ パトロールカー」です。このトミカは高速道路交通警察隊で使用されている交通取締用無線車(パトカー)をモデル化しており、価格は税抜800円でした。
こちらのトミカは通常品「90-3 トヨタ ソアラ パトロールカー(ソアラ自体は5-3)」をベースにしており、実際に三重県警察高速道路交通警察隊に配備されていたトヨタ3代目(Z30系)ソアラの初期型をベースにしたパトカーをモデルにしており、実車は赤色灯中央のドライバユニット部にフラッシュ撮影用ストロボを装備したパトカーでした。
トミカは支那製で、アクションはサスペンションと左右ドアの開閉が可能です。トミカ通常品では付属シールで警視庁と貼ることができましたが、実際に白黒塗装のパトカーが配備されたのは三重県警察のみでした。テールランプやウインカーはタンポ印刷で再現されており、トヨタのCIエンブレムやソアラの車名エンブレムがタンポ印刷で再現されています。
側面やトランクリッド部には三重県警察の表記が入っており、ボンネット上には実車同様にバグガードと呼ばれている虫除けの板が取り付けられています。ホイールは純正16インチアルミホイールの形状を再現しており、赤色灯は実車同様に丸型の散光式警光灯(パトライトエアロソニックシリーズ)風のものとなっています。
ヘッドライトはクリアパーツで再現されており、その横のフォグランプはタンポ印刷で再現されています。ナンバープレートは前後共に「SOARER」と刻印で入っており、実車はフェンダーミラー車をベースにしていました。実車では前面赤色灯がナンバー横下側にハロゲン式のものが装備されていますが、トミカリミテッドではナンバー横上側にタンポ印刷で再現されています。白黒パトカーは三重県警察のみでしたが、交通取締用の覆面パトカーは国費で全国に20台程配備されていたようです。
こちらのトミカは動画4分31秒から詳しく紹介しています。
トミカ紹介台数 0502台目