今日のトミカは2008年5月24日に発売されたトミカリミテッド高速隊パトロールカーというシリーズで全4種類販売されたうちの1台の「マツダ RX-7 パトロールカー」です。こちらのトミカリミテッドはトミカ通常品の「117-3 マツダ RX-7 パトロールカー(RX-7のトミカ自体は94-5)」をベースにしたモデルで、メーカー希望小売価格は税抜800円でした。
実車はマツダ3代目(FD3S型)RX-7をベースにしており、1997年度に交通取締用四輪車(高速Ⅱ型)として国費配備されたレーダーパトカーです。トミカ通常品では実際には配備されていない警視庁仕様(シール)でブーメラン型の赤色灯を装備した物でしたが、今回のモデルでは実際に配備されている千葉県警察の仕様を再現しています。
トミカは支那製で、アクションはサスペンションと左右ドアが開閉可能となっており、左右ドア部にはタンポ印刷で千葉県警察の表記が入っています。ホイールも実車に準じたアルミホイールを再現しています。サイドのウインカーも塗装で再現されており、テールランプ類もタンポ印刷で再現されています。
ボンネット上には実車同様に「バグガード」と呼ばれている虫除けの透明の板が再現されており、バグガードの留め具部分もタンポ印刷で再現されています。ボンネット上には旭日章がタンポ印刷で再現されており、ポジションランプもシルバーで塗装されています。グリル内には実車同様のフォグランプがタンポ印刷で再現されています。
ルーフ上には丸型バーランプの赤色灯と赤色灯中央部にラッパ型のレーダー装置を装備しています。実車ではパトライト製エアロソニックシリーズ散光式赤色警光灯と松下通信工業製の速度測定用レーダー装置の組み合わせとなっています。赤色灯がクリアパーツではないのは残念ですが、ラッパ型レーダーを装備しているトミカは現状これが唯一のトミカとなっており、このパーツもこれっきりとなっています。
こちらのトミカは動画7分32秒から詳しく紹介しています。
また、今日のトミカ・Sでも紹介しています。
トミカ紹介台数 0152台目