静岡県立総合病院特注トミカ 日産 NV400 救急車 | 朝比奈武弘のトミカ写真館

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動画で紹介したトミカが所持してるのか判断できなくなってきたので管理用に掲載。掲載画像は全て二次利用不可。このブログはタカラトミーや各特注元とは一切関係ありません。基本的にiPhoneで撮影した画像を掲載しております。


今日のトミカは2022年7月15日に発売された静岡県立総合病院特注の「日産 NV400 救急車 静岡県立総合病院」です。このトミカは静岡県立総合病院が特注トミカ第2弾として登場したトミカで、価格は税込990円で販売されています。こちらの特注トミカはトミカ通常品の「44-10 日産 NV400 EV救急車」をベースにしたトミカで、販売元は静岡県立総合病院、製造元はタカラトミーアーツでベトナム製となっています。個人的には通常品のトミカが販売された時から登場して欲しかったモデルです。


トミカのアクションはサスペンションのみとなっています。実車は平成29年(2017年)4月19日に、静岡市内に住む女性から静岡県立総合病院に寄贈された病院救急車で、国内では初となる日産NV400をベースにした救急車になります。NV400はルノー3代目マスターのOEM車で、ヨーロッパで販売されている商用バンです。日本では取扱いがない車種ですが、イギリスで販売されている右ハンドル車を並行輸入しているようです。海外ではヨーロッパを中心に救急車として採用されているようですが、日本では現在、静岡県立総合病院と東京消防庁の2台のみ採用されています。トミカ通常品のモデルになった東京消防庁池袋消防署の救急車と異なり電気自動車(EV)ではなく、2.3ℓ直4ディーゼル車となっています。実車には右側スライドドア非装備となっていますが、トミカでは何故か右側スライドドア部のドアハンドルが再現されています。



実車にもある赤と青のラインがタンポ印刷で再現されており、ドア部には静岡県立総合病院のロゴが入っています。サイド部には「Shizuoka General Hospital」という表記も再現されており、車体側面や後部に赤い四角い物もタンポ印刷で再現されています。この赤の四角い物は実車にも装備されている補助赤色灯(小糸製作所LEDシグナルランプ)を再現しているようです。車内には救急車ということで、通常品同様にストレッチャーが再現されています。トミカでも実車同様にクオーターガラス部(プライバシーガラス)は黒く、右側荷室部は白く塗装されています(実車は右側面に窓はなし)。静岡県立総合病院の後ろに記載された「深正号」という表記はこの救急車の愛称で、救急車を寄贈した女性の姓名から取られているそうです。


フロントには静岡県立総合病院の表記や前面赤色灯(実車はパトライトLED補助警告灯LP3-M1-R)がタンポ印刷で再現されています。赤色灯は「116-3 スーパーアンビュランス」で装着されていた薄型LED式赤色灯パーツを装着しています。実車の赤色灯はパトライト散光式警光灯ALシリーズ(エアロホーク)を装備しています。ちなみに東京消防庁池袋消防署に配備されているNV400救急車はCode3製のPURSUIT(パシュート)というLED式赤色灯を装備しています。静岡県立総合病院では特注トミカ第1弾のマツダCX-5ドクターカーと共に病院内のカフェやレストラン、ローソン(ローソンは病院関係者のみ)にて販売されています。恐らくドクターカー同様に、特注トミカが完売しても再発注をすると思われます。



こちらのトミカは実車画像と共に動画7分26秒から詳しく紹介しています。


トミカ紹介台数 0093台目