ぱぱが脳出血で倒れてから半年以上が経ちました。
今のままは…
先の見えない現状を感じつつ、涙することもなく、仕事と父の食事の管理と、ぱぱに会いに行くことをする毎日です。
土曜日や家業で仕事を休む時は、隣の喫茶店でコーヒーを飲みながら、ぱぱのことの相談をしたり、保険代理店として人と会うことも仕事なので、できるだけ外出するようにしています。
大きな声で話、笑い…
先が見えないながらも、前向きに(楽天的に?)日々を送っています。
ぱぱが生きてくれたことで、大きな障害が残ったとはいえ前向きになれるのかもしれません。
体が不自由でも、言語障害があっても、頭がしっかりしているので頑張れるのかもしれません。
少しずつですが会話もできる?(家族ならではの会話レベルですが)ようになりつつあります。
娘に
「頑張れよ。」
と、声をかける。
ぱぱにとって娘は唯一無二の宝物。
いままで娘にそんな言葉をかけたことはなかった。
こんな状態にならなければ、会えば喧嘩したり無視しあったりしていたであろうぱぱと娘。
その奥底には、娘に何かあれば何を犠牲にしてでも娘を守るぱぱの意思があった。
自分に何かあればぱぱに頼ればいつもこっそり助けてくれたことを知っている娘の思いがあった。
こんな状況になってぱぱは娘にしてあげれることが大きく減った。
そんな中で自分自身で頑張れと言っているのだろうか。
ぱぱが生きているだけで、ままも娘も心強さを感じていることをぱぱは知らないんだろうか?
先が見えない中、前向きに、笑っていれるのはぱぱがいるから。
これからもっと大変なことがたくさんあるだろうけど、乗り越えるしかないんだから、絶対に負の感情にとらわれることなく進んでいこうと思っています。
脳出血、右麻痺、失語症、要介護、障碍者
それでも生きているんだから、生きていてほしいから…
ぱぱの人生はままの人生でもある。
一緒に前向きに、明るく、笑って生きていこうね。