「虚業」について | 越後屋的徒然草

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くコロナ禍で多くの産業が大ダメージを受ける一方で、株価はむしろ上昇傾向にある、という。


外出自粛やなんやで通常ならレジャー等に費やすお金、それを小規模ながら多数の人々が投資にまわした結果なのかもしれない。言い忘れたが、私は経済さっぱりわかんねぇ(笑)


資本主義社会の仕組みとして株も投機家の存在も必要なんだろうし、それを否定する意図は全く無い。しかし、そういう人達によって左右される「景気」って一体なんなんだろう?という疑問も、昔っからある。


1974年生まれの私が高校を卒業する当時、いわゆるバブルの終末期で、求人してる会社のほとんどがもうダメなの分かってても、いきなり求人数や条件を大幅に下げる訳にいかないので、半分は切り捨てる前提があったと思う。実際、好条件の県外企業に就職した同級生、全員リストラや条件悪くなったとかで帰って来たもんね。


バブル崩壊やリーマンショックやら、不景気だなんだを散々私はリアルタイムで経験してるけど、意外に思われるかもしれないが、少なくとも私は「不景気」を全く体感していない。高知という田舎だからってのもあるけど(笑)


だって、バブルが崩壊してもリーマンショックがあっても、生活水準上がってるもの。携帯はスマホになり、今やコンビニのトイレでウォシュレットでない方が珍しいくらい。でしょ?


最近の調査では小・中学生に人気の職業の上位にYouTuberが必ずあがるらしいね。私も毎日楽しみに観てるから(笑)、それはそれで良いんだけど。「職業選択の自由」は憲法で認められた国民の権利だし。


ただ、株だろうがYouTuberだろうが、毎日汗水垂らして働いている人々がいるからこそ成立する。株や仮想通貨をいくら持ってようが、それ自体では何の価値も無い。食べられないし(笑)


なんだかしらんがどこぞの大金持ちが高級車をズラズラ並べ、豪邸をひけらかして悦に入ってるのは醜悪としか感じないが、薄給ながらも油にまみれて働いて、家族を養い子供を育て望むなら大学に行かせたネジ工場のオジサンの方が、よほどまばゆく見える。