フラワーモチーフジュエリーブランド

セレンディップジュエルの

天生目理香(Nabatame Rika)です。

 

 

久々になってしまいました。

セレンと看護師のブログです。

 

このStoryは看護師をしながらセレンディップジュエルを作って行くお話。

今落ち込んでいて出口が見えない人に読んでいただきたくて綴っていくパーソナルStoryです。

 

 

 

 

 

 ナースが歩むジュエリーの道 ~透明な輝きを求めて~ 

④『再開』

 

 

人との出会いは不思議だなと思うことがある。

 

 その人に初めて出逢ったのは、20年前。

 

 結婚して那須に越してきたときに就職した病院の看護部長だった。

 

 看護に対する熱い思いに共感した私は、その病院に看護師として就職を決めたのだった。

 

 仕事の合間にいろんな話をするうちに、すっかりファンになってしまった私は、洋服をプレゼントした。大きなフリルがたくさんついた薄い水色のブラウス。宇都宮の百貨店で見つけたものだった。

 

 フワフワのブラウスをジャケットの下に着たらすごく華やかで素敵だろうと想像し、ワクワクしたのを覚えている。

 

 その看護部長に去年の春、20年ぶりに再会した。

 

 この世界は狭いもので、再び看護師を始めた私のうわさが耳に入ったらしい。それで連絡をいただいたのだった。

 

 

 

 

 「全然変わってないわね~。相変わらず花柄の服着て」

 

 「はい! これ、私の趣味なのですみません。基本キャラは変わらないんですよね。私のこと覚えていてくださってありがとうございます!」

 

 「あなたみたいに、ブラウスくれる人なんていないから、よく覚えてるわよ! しかもヒラヒラの」

 

 看護部長のお宅の近くにある韓国料理店で、2人で焼き肉を食べながら、この20年間のいろんな話をした。

 

 10年前、職場でのパワハラが原因で看護の仕事を離れていたこと。

 

 体調を崩してしばらく家にこもっていたこと。

 

 ジュエリーを通して社会に貢献したいと思い、「SERENDIPJEWEL」を立ち上げたこと。

 

 家族のこと……等々。

 

 看護部長は、ゆっくりうなずきながら、話を聞いてくださった。

 

 20年経った今も、あの時のまま。看護に傾ける情熱と熱い思い、あふれる愛情。何も変わっていなかった。

 

 再会したほんの数時間で、何の違和感もなく、あの頃の感覚に戻ってしまった。看護師の仕事が好きだった、その時の自分の理想や夢を思い出した。

 

 「私、今軽井沢の近くの病院の統括部長しているのよ」

 

 「え?! ここから通われてるんですか?」

 

 ご自宅からその病院までは車で片道2時間程度の距離とのこと。

 

 本当に変わらずパワフルで凄い!

  また一緒にお仕事させて頂きたいな。素直に感じた。

 

  けれどもこの時、実家の父の病状が思わしくなかった。そばにいなければならないことを考えると、責任ある仕事に就くことは難しい。そう思っていた。

 

 

続きはこちらからお読みいただけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このStoryの①はこちらからお読みいただけます。

  ↓

 

 

 

 

SERENDIPJEWELをつくるまでのお話はこちらからお読みいただけます。

  ↓

 

 

 

お客様からのメッセーはこちらからお読みいただけます。

  ↓

 

  

image