フラワーモチーフジュエリーブランド

セレンディップジュエルの

天生目理香(Nabatame Rika)です。

 

 

昨日この方の歌を聴いていて、勇気を頂きました!

こちらです。↓ ぜひ聴いてみてください。素敵だよ。

https://ameblo.jp/aigodwin51/entry-12591056033.html

 

 

1日も早く皆が安心して過ごせる世界になりますようにと祈りつつ。今日も頑張ろうね。🌟

 

 

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プレスリリース(40歳どん底Ns.がジュエリーで輝く2620日㉗) 

 
 
 書き上げたばかりのプレスリリースを読み返して、自分でも笑ってしまった。
 
 かなり恥ずかしく思ったが、とにかく掲載していただくことを考え、このテーマを選んだ。
 
 「大田原発ジュエリーブランド設立 47歳からの起業」
 
 このテーマだったら、地元新聞社の担当者なら無視できないはず。「とりあえずは、テーマの下に書かれている文章は読んでくれるだろう」。そう思った。
 
 さらに、簡単には無視できないように、イギリスから直接仕入れたお気に入りのピンク色のワンピースを着ていくことにした。
 
 「こんな田舎で、ピンク色のワンピースを着ている47歳主婦、痛すぎて無視できないに違いない…」
 
 そう考えた。
 
 どうなるかわからないけど、行ってみよう!
 
 そう思い、下野新聞社の総局を訪ねた。手には作ったばかりの名刺と、書き上げたばかりのプレスリリースを持って。
 
 初めてのことで緊張もしたが、この頃になると、開き直りの気持ちの方が強くなっていた。
 
 「やるだけやってみよう!」
 
 自宅から車で数分ほどの場所に、総局はあった。れんが色の外観の3階建てのビル。駐車場に車を止め、階段を上がった。2階にある事務所の透明なガラスの扉を開き、中をのぞくと、奥の方に男性が一人座っているのが見えた。
 
 第一印象は「ちょっと、とっつきにくそうだな」。そう思いながら、その男性に向かって笑顔で切り出した。
 
 「あの、こちら下野新聞社でよろしいでしょうか? 突然おうかがいして申し訳ございません。プレスリリースを書いたのですが、読んでいただけますでしょうか?」
 
 思い返しても、笑ってしまうくらい、妙な光景だったと思う。
 
 後日聞いた話では、総局をよく訪ねてくる人はご年配の方が多く、「似つかわしくない女性がいきなりやってきて、ちょっと驚いた」のだそうだ。
 
 男性と名刺を交換すると、「大田原総局長」と書いてあった。ソファーに座って向き合い、プレスリリースをお渡しすると、黙って目を通してくださった。
 
 「あ、読んでる~!! ヤッター」
 
 内心そう思いつつ、とにかく紙面に掲載していただけるようPRしなくては、と考えていた。プレゼンの仕方なんて分からない。だから一生懸命、話をした。普段の3倍くらいの笑顔で。
 
 セレンディップジュエルを始める前は看護師をしていたこと。
 
 セレンディップジュエルを始めた理由。
 
 ここまで、すごく苦労したこと。
 
 これからの夢。
 
 こんなに話しても大丈夫かしら? って思うくらいに自分のことを話した。
 
 話している時、一瞬、男性の表情が和らいだような気がした。
 
 「あ、笑った! やった!」。そう思ったのを覚えている。
 
 下野新聞社を後にして、祈るような気持ちになっていた。
 
 「掲載していただけますように!」
 
 その後、数日して「取材させてもらいたい」と依頼の電話があり、生まれて初めて新聞記者の取材を受けることになった。
 
 多くの人にセレンディップジュエルを知ってもらうための第一歩だ。写真撮影は緊張したものの、2度目の対面だったので、取材自体は自然体で臨むことができた。
 
 あとは掲載を待つだけだったが、時間だけが過ぎていった。「大丈夫だろうか」と不安を抱くこともあった。
 
 そして約1カ月後。
 
 「ジュエリーブランド起業 ネット販売で途上国支援へ」
 
 下野新聞にセレンディップジュエルと私のことを大きく掲載していただいた。
 
 「まだ何もやっていないのに、なんでこんな大きく新聞に載ってるの?」
 
 友人からはそんなふうにも言われた。自分でも本当にそう思った。
 
 その日は、友人知人からたくさんの連絡をいただいたり、街で知らない人からも「応援してるね」と声をかけていただいたりもした。
 
 この記事はこの後、いくつものセレンディピティ(偶然の幸運)を運んできてくれることになった。
 
 
 
 
 

 

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