繰り返し聴取が終わっていて恐縮ですが、2024年2月25日のNHK FMの「ディスカバービートルズ」。3月で1年間に及ぶ2回目の研究が終わります。
第44回となる今回は「ビートルズにはジョージのハーモニーがあった!」と題して、和田唱が得意の“分身の術”を使って、ジョージのハーモニーがある場合とない場合とを比較し、ジョージが歌うメロディの難しさや、その効果を分析する。
分身の術というのは、DJの和田唱さんの声でスマホのアプリでポール、ジョン、ジョージのボーカルの各パートを別々に録音して、個別再生したものと一斉に再生したものを再生した後、下記各曲をかけるという企画でした。
You Like Me Too Much
The Beatles
(2分32秒)
<Parlophone PMC 1255>
Please Please Me
The Beatles
(1分58秒)
<Parlophone PMC 1202>
Another Girl
The Beatles
(2分2秒)
<Parlophone PMC 1255>
Drive My Car
The Beatles
(2分24秒)
<Parlophone PMC 1267>
Ob-LaーDi, Ob-La-Da
The Beatles
(2分8秒)
<Apple PMC 7067>
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
The Beatles
(2分)
<Parlophone PMC 7027>
Because
The Beatles
(2分44秒)
<Parlophone PCS 7088>
3人がメインパートを歌う1人とハモる、それも別々のハモりを入れる様子に改めて曲の新鮮さを感じながら聴きました。
特にSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandでは耳コピーだけでは個別の歌の音階を耳で取り切れず、資料からでありました。
先週の金曜日の「ラジオ深夜便」は「チューリップ特集」でした。
和製ビートルズとされた70年代のチューリップの代表曲中心に流されたので、ボーカルのハーモニーを中心に聴いてみました。
ことボーカルに関しては、ビートルズのような3人が別音階を歌ってハモるものはほとんどなく、ユニゾンで同じ音階を歌っているのがほとんどとわかりました。
好きな楽曲はいくつもあったものの、ウィキると、メンバーの出入りなどビートルズのように安定せずに苦労していたことがわかりました。