TRIODE&FOSTEX(ヘッドホンも) | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

1コマだけFOSTEXの限定ユニットを収めたバックロードホーンをトライオードの真空管アンプで鳴らすというので、どんな音になるのか興味深く聴かせていただきました。



バックロードホーンは背面音も長い音道で音にするので、小出力の真空管アンプ、今回でいえば限定のWE300Bシングルアンプには楽に思えたからです。

ところが力ある基本回路はKT88プッシュプルで出力40W+40WをギャランティーしているKT88プッシュプルのEVOLUTIONで鳴らされました。



ユニットは限定の10cm口径のバックロードホーン用専用のFE108-Sol



フォステクスの伝統伝承の繊維サイズの異なるパルプ2層で成り立つコーン紙。

ボイスコイルのボビンは金属や高分子化合物が増えている中、あえて紙なんだとか。

マグネットは振動板と同じサイズの直径10cmの分、フレームはアルミダイキャストフレーム。

前回の2015年版の復刻ですので、買いそびれた方は是非とのことでした。これだけでも20KHzまで伸びているそうですが、ホーンツイーターが足されていました。



唯一のマグネシウム振動板のもので、これ以外はアルミ振動板だそうです。



試聴室では上記のとおりですが、1Fでは他のバックロードホーンも展示されていました。



音源はオールアナログ。トライオードが輸入するイタリアのGOLD NOTEのターンテーブルで針なしで599,500円と今どきの輸入レコードプレーヤーからは廉価です。

シェフィールドラボのダイレクトカッティングの貴重なレコードが使われました。



バックロードホーンのホーンツイーターというとゴリゴリ、ビジバシと鳴るのだろう、低音は遅れて出る背面音も全部利用するため、癖が出ると先入観を持って望みましたが、いい意味で意外なほど大人しい。

特にマグネシウム振動板の巨大ツイーターからは例えばJBL075のような「バシャーン」というシンバル音が出ないで、ダイレクトドライバーかと思えるようなしなやかさです。

クラシックの弦楽にも合うような音と16cm~20cmまで嵌るフォステクスのバックロードホーンに強力は10cm2発のせいか、好みに合わないバスドラムやエレキベースの解像度に影響する遅れた背面音の影響は少な目でした。

同じシステムでこの後使われたスペンドールの方が中域の張りがあって、音が飛んでくる
スペンドールの中堅器、Classic 1/2の方がマットで重厚に聴こえました。
https://triode.co.jp/brand/spendore/index.html



番外編
FOSTEXでは自分で作るスピーカーコーナーでどれも5万~1万円台の4種位のミニデジタルアンプやそれをリモート操作出来る機器と限定ヘッドホン TH616が展示。



オープンエアー型で初回ロットは完売もわかる細密な演奏表現もわかる能力です。
自宅では防音音楽室でヘッドホンを使うことはありませんし、外出は車なのでなかなかヘッドホンも使う機会はありませんが、購買意欲が湧くガジェットでした。