昨日の長野オーディオフェアで仕入れたステレオサウンド社のレコードやSACDです。
お値段が半端ないです(汗)。
鬼太鼓座の富岳百景なぞ、一部のLPに過ぎないのに、一枚9900円。
おバカでしょうか?
普段からレコード、CD、ハイレゾの規格区別よりも、真面目に、真剣に、研ぎ澄まされた感覚でマスタリングやリマスターされたかを重視。
ニセレゾくらいなら、オーディオ試聴のキラーソフトにはCDも多く使っている立場です。
富岳百景は、リマスターエンジニアのミキサーズラボの高田さんが、是非ともやりたいと申し出。
巷のCDはもちろん、レコードもマスターはアナログ録音から41k 16bitのデジタル音源に戻してからのもの。
1インチアナログテープから、リミッターやコンプレッサー、マキシマイザーを使わずにレコード化となると、カッティング溝が太くうねるから、全曲を一枚に入れられなかった。
ステレオサウンド社長からノアさんにアマティG5を指定して、「高田マスタリングエンジニアが3台のテープデッキやカッティングマシンを調整してねえ。」
石川さゆりさん、谷村新司さんなどは、ステレオサウンド社の役員?社長?さん自らノアさんのシステムでボリュームを普段より大きく指定。
ピアノとのDUOでリミッター入れない一発録音。
私とステレオサウンド社の二人で、石川さゆりさんのは、市販のリミッター?コンプレッサー、マキシマイザー入れた津軽海峡冬景色と、ステレオサウンドのオーケストラバージョンを。
谷村新司さんは市販の昴と同様にマキシマイザーなど加工なしのステレオサウンドのピアノとのDUOをソナスファベールのアマティで比較。
そりゃあ、ドラムを中学生から叩きましたし、レコーディング経験もプロのアシスタント、アマチュアレコーディングで一応ありますから、リミッターやコンプレッサー、マキシマイザーの加工の有無は即座にわかります。
昴なんかレコーディングの時に涙が出ちゃってねえと社長。
私「このピアノの音だけでリミッターやコンプレッサーなしがわかりますよ。」
「そうですか。でもいいです(要りません)。」と言えなくなって、こんなに散財(笑)。