長野オーディオ アキュのクリーン電源と新型プリアンプ | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

Aタイプ
引き込み電力をクリーン化するものには今回の長野オーディオフェアであるなし実験をされたアキュフェーズのPS-550のような電源生成タイプ(要は50Hzないし60Hzのサイン波を元電源から生成するアンプのようなもの?)。

Bタイプ
パッシブ型にはご存知のクリーン電源トランスや、電源フィルタータイプ。

Cタイプ
さらに、電源回路に直列に入らない、空きコンセントに刺すだけのタイプがありますね。

電源波形が崩れていた場合や瞬間電源容量がそもそも小さくて、他の大電力使用で電圧変動が変わってしまう場合にはAタイプしか補正するものはありませんね。

今回はホテルのシングルルームの壁コンセントのせいか、大電力機器を予定されていない?ようで面白い実験がされました。

 



今回のPS-550は液晶パネル(LCD)で、電源波形から電源電圧まで視覚的にわかるようになっています。
https://www.accuphase.co.jp/model/ps-550.html
ためしにと、プリメインアンプの電源オンオフをさせると、一瞬波形の山が低くなりました。
パワーオンのときが一番電力を使うので、そのときの電圧降下のようです。

これをこの電源生成装置を入れるとグラフの電圧降下が生じないというわかりやすいデモでした。

うちはマイ電柱を建てて、HIOKIの電源品質アナライザーで24時間連続で電源電圧からノイズ、歪率まで測定しました。
AV100Vからたしか3%か5%しか変動がない珍しい安定電圧環境とは中電の分析からです。

うちで電源品質を測定した電力会社担当者によると、家によっては、ドライヤーやクーラーのオン、炊飯器の電源など大電力機器で70V台まで瞬間的に電圧降下してしまう例もあるのだとか。

瞬間的に減圧するのは電力会社からは問題とされずに、一定時間の平均電圧変動が、標準電圧100Vでは101V±6V、標準電圧200Vでは202V±20Vが維持すべき電圧範囲だそうです。

ここから外れている場合には変圧トランスなどの問題にもつながるので、電力会社に連絡して対応とか。

あるなし実験では、長野駅から近いここではあった方が聴感上のS/Nが上がって背景が静かになる感じがしました。

こればかりは各家庭の電源環境が違うので、これ単体の良し悪しは電力環境に依存しますね。

ストレートに壁コンセントから給電した場合がハイエナジーでいいのか、電源環境が悪いと静けさが作用とすれば、音のエネルギーや勢いを削ぐ副作用を感じる場合もあるので、うちでは直列に使うA,Bタイプは自宅で試したり、買ったりしたものの使わなくなりました。

今はCタイプの中から比較試聴して、アコリバの電源コンセントに並列に刺すタイプ2種程度にしています。

早速売れていました。
商業、工業地域やマンションなどで他の家庭のインバーター機器や太陽光発電からの電源ノイズや特にこれでは調光器などで電源波形そのものの歪が視覚化しやすいので、オーディオ店経由で借りて確かめるのもいいと思いました。