EMC電源工事を施したアコリバ石黒邸 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

今回、アコースティックリバイブ石黒社長からは、色々聞いて面白いですよ!とお聞きしていたのと、このEMC設計さんによって、電源工事が行われていたからです。

自宅用だけに使う変圧器を電力会社に立ててもらう、いわゆるマイ電柱。

オーディオ専用ブレーカーと家電品用ブレーカーに分けて電源を供給することも同じ。

2018年の石黒邸

 

マイ電柱

 

 

 

母分電盤



屋内の一般電気用と、オーディオ用に分けた分電盤


異なるのはここからです。

石黒邸は第一弾工事で、EMC設計さんに屋内分電盤のうち、オーディオ専用分電盤をブレーカーごとEMC設計製のものに交換されていることです。

写真はアコースティックリバイブ石黒社長のFBから引用。




分電盤内側の裏面塗装は、地場塗装屋さんとEMC設計さんの共同開発で、ナノカーボンチューブ(NCT)とアコリバ提供の貴陽石パウダーを配合した、制振作用とマイナスイオン発生の2重特殊塗装。

EMC分電盤の中の、EMC漏電ブレーカーから各EMC安全ブレーカーまでの内部配線は、
アコリバ2.8mm/2.4mm楕円単線シルク絶縁PC-TripleCで、
使用用途が決まっている各回路(各コンセント)毎に、専用かつ最適なツイストピッチで組み上げているそうです。

EMC安全ブレーカーの配置も、最適な配列にしていることです。

詳しくは同じ工事をEMC設計に行ったアコリバ掲示板のレポートに詳しいです。

さらに、第二弾工事として、屋外の変圧柱上トランスからの引き込み線から電気メーター横の母分電盤まで、EMC設計によって刷新されていることです。



うちも某オーディオアクセサリーを紹介する雑誌に毎回出てくる電気工事業者にマイ電柱から、マイアースまでやってもらっていたので、通常宅よりはよいはずで、興味深く聴き出しました。

バスドラムが「ドッ」、タムやフロアタムがドラマーによって、2つから5つなどが「ドン」、エレキベースが「ブン!」、「ブーン」、「ブッ」、「ビン」(スラッピング奏法ないしチョッパーベース)の音に質量があるんです。

2021年の工事前なら、25ないし30cmシングルウーハーのAVALON DIAMONDより、25
cmウーハーダブルのソナス・ファベール/アマティ・トラディションの方が、低域振動板面積がダブルウーハーズで強いはずだから、強いリズム楽器のエネルギーが出ていました。

ところが、今回はエネルギーに質量が伴っている!

この上は本物のバスドラムやベース・アンプ前で聴くと感じる風圧領域です。

正直参りましたね! 帰宅して鳴らした拙宅は、まるで音の外側だけなぞったような、質量のない空虚な音です。

うちでそうなら、これまで聴いてきた、ほぼ訪ねた全員のお宅、ショップ、フェアも千万クラスのスピーカーでも同様か、音楽室以下が大半でしたので・・・

15インチ(38センチ)ウーハーダブルならさぞかしとか、サブウーハーを加えればという小手先の世界ではありません。

古い時代のALTECやJBLの軽いコーン紙で、エッジはウレタンやゴム系ではなく、JBL4343以降の重い振動板のウーハーはスピードに欠ける例が大半で、アンプのトルクの強さに苦労するとか、そういう領域ではありませんね。

また、DJなど生音と接することが普通の方からは出ない、オーディオ用語の低音の「量」とか「質」といった次元の話でもありません。

低音リズム楽器から、風圧以外の要素はそのまま聴こえる、感じられる。

このジンジャー・ベイカーのアビーロードスタジオの一番大きな部屋にリスナーを入れてのライブセッション録音のこちら。



コンガが3人など、自分から、アドリブ連続のドラムと各コンガの掛け合いのアドリブ演奏の上にエレキギターなどの超一流のメロディー楽器もアドリブ。



自分からは、「これはロックでも、フュージョンでも、ジャズでも、民族音楽、現代音楽でもあって、どのジャンルの音楽コーナーに入れていいかわからない演奏!」と。
DJの皆様は、演奏中はリズムに合わせて、体を揺すったり、足を揺らしたり、自分はエアドラムを叩いたり・・・



演奏が終わると、会場にいたリスナーも我々も拍手に、いかに迫真的な再生か言葉で伝わったでしょうかわーい(嬉しい顔)


ジンジャー・ベイカーはクリーム時代のそれしか知らなかっただけに、こういうメンバーと演奏すると、異なる表情でノルのですね。

縦ノリ、横ノリ、前ノリ、タメなどとドラマーやベース、リズムギターが表現するリズム。

リズムがまず成り立って、メロディーが乗って、さらにそれに歌詞が乗る音楽構造を重視している立場からは、うちはこの中のリズムの質量が空虚で改善すべきは確実でした。

こういうのがどういうことをすれば、オーディオからその骨格それぞれのどんな音が出てくれるのかの勉強なのでしょうね。

もちろんリズム楽器が前面に出てくるこちらも同様に。



音楽の発祥はリズムから、リズムは言葉であり、感情表現でもありますね。
ここまで正確に質量まで再生しませんと!!!と強い決意です。