先日の叔父のスパイスカレーなどの店に併設されたライブハウスでは古村敏比古さんのサックスワンマンツアーでした。
叔父の店では年に数回彼のライブを開催しているそうです。
次回は1/7.8。
古村敏比古さんをご存知ない方はウィキペディアによると、織田哲郎や北島健二らとのユニット「織田哲郎 & 9th IMAGE」などを経て、1982年より浜田省吾の不動のライブメンバーとなる。
その他にも矢沢永吉、中村あゆみ、中島みゆき、竹内まりや、尾崎豊、B'z、L'Arc〜en〜Ciel、CHAGE and ASKA、玉置浩二、吉田美奈子、TUBE、相川七瀬など数えきれないほどのミュージシャンのレコーディングやライブで活躍する。
ワンマンといっても、カラオケが用意されて、他の楽器が予め録音されたものをバックに演奏。
前半はフュージョンやキング・クリムゾンの楽曲まで。プログレッシブロックがお好きだそうです。
後半はジャズを中心にアドリブも交えたスタンダード系を。
これだけのご経歴、ご経験だけに、アレンジもユニークでバックでレコーディングしたプレーヤーもテクニシャンです。
音質もCDなどのソフトに仕上げたマスタリングを経たものではなく、ダイレクトでストレートな近接録音で生演奏感が強調されたものでした。
サックスはオールドのフランス製セルマーのアクションシリーズのテナーサックスを多用されたほか、アルト、ソプラノサックスも曲によって吹き分けられました。
こういうライブ経験を積めば、ブラインドで今吹かれているサックスはテナーかアルトかわかるようになります。
またオーディオ選びでも、ジャズサックスプレーヤーも自分の個性ある音色が作りやすいと多用するフランスセルマーの独特なかすれ感などもわかるようになると正しく選んで、使いこなしにもプラスに。
残念だったのは、遠くは福岡から東京までの毎回来られるコアなファンが中心のみで、長野市民は自分自身だけ。11名では赤字でしょう。
どうも音楽から文化一般、和洋中のミシュランガイドクラスの接待ハレ料理に至るまで、長野市は弱いですね。
これでは今後叔父の店に自分が呼びたい有名ジャズプレーヤー、グループを招いていいものかどうか、採算性から心配になりました。