外部クロックのフット(インシュレーター) | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

水晶やルビジウムなどで、ただ一定の周期で発振してデジタル機器にクロック信号を送っているだけのSOULNOTE X-3外部クロックですが、前回の日記で電源ケーブルの違いで音質が別モノになってしまうことがわかりました。

 

今回はSOULNOTE X-3外部クロックの脚の交換、つまり振動の影響を外部クロックがどれだけ受けているのか?という実験になります。

 

SOULNOTE推奨、というか指定は付属のスパイクです。

 

とにかくSOULNOTEは判で押したように、このスパイク支持を強制します。

 

この頑ななスパイク支持は独自のネジを締めない筐体構造と合わせてSOULNOTEの音作りの一部になっているのかもしれませんが、スパイク支持が流行ったのは30年以上も前の話で、その後廃れて行ったのはスパイク支持が決して良いものではなかったからでしょう。

 

事実、同じSOULNOTEのSACDプレーヤーS-3Referenceもスパイク支持ではその性能の半分も発揮されませんでした。

 

 

 

SOULNOTEのスパイクと比較するのはアコリバの天然クォーツインシュレーターRIQ-5010です。

 

 

 

 

これも5秒聴くか聴かないかで決着。

 

SOULNOTEのスパイクから天然クオーツインシュレーターにすると、全体の音質グレードが数段の機材にしたかのようで、瑞々しく滑らかな音色、ローエンドまでの解像度、正しいトーンバランス、広大な音場に明瞭かつ立体的に定位するボーカルや楽器など、どれも正確な再現になりました。

 

機器付属のフットで良かった例は自分が使った機器では一つもありません。

SOULNOTEも例外ではありませんでした。

 

ESOTERICの鉄製フットは音が硬くメタリック、パッシブプリアンプ、コントロールマイスターPhasemation CM-2000やDELA N1Z-3のTAOC製の鋳鉄フットは音がざらつき、重く弾まなくなる等々・・・。

 

 フットは素材の物性に精通したフット屋のノウハウがあります。ケーブルもしかり。

残念ながら日本の機材メーカーにはフットの素材や構造まで精通して音質に反映させることが出来るところは皆無のようです。

 

 

個人的には機材のフットを変に音質の悪いTAOCの鋳鉄製や棚板や床を傷付けてしまうスパイクにするなら、コスト的に安いプラ足にする、もしくはフットなし構造にしてその分値段を安くしてもらって、フット選択はユーザーに委ねる形にしてもらった方がありがたいですね。