SPEC ステレオ・パワーアンプ RPA-MG5STの音質 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

 

一緒に試聴したウエスタンエレクトリック型励磁46センチダブルウーハーズなどのホーンスピーカーを長年メインにされてきた友人が呟かれた一言です。

ビル・エバンス、ワルツ・フォー・デビーの再生を終えて。
「もう、古いジャズだから古いホーンスピーカーや真空管アンプで聴くのが雰囲気がよく出るとかの世界ではないわ!」

ドランムンチャントでの30秒前後に20Hzを下回るローエンドまで入っていること、それを高解像度と真空管アンプのようなトランス入りではない直結回路とこのアンプだからの実力でアマティから「ビリビリビリ」と。

こんな音は家で聴いたことがないので、下の2個のウーハー近くに耳をやると、前後への大きなストロークの振動でボイスコイルが底打ちした音でした冷や汗

音圧リニアに上がるだけで、歪み感もないから、どんどんボリュームを上げてしまうのですね。

 

石見社長から、「このアマティーはいろいろなところで聴いてきたが、ここのはよく鳴っている。」とご評価いただけました。
 

友人ともども「ちょっと聞いたことのないレベルの音質だねえ。」

ローエンドがらハイエンドまで澄み切った8Kプロジェクターでの8Kソフトのような再生。

空間は澄み切って、音場の3D定位すら自然なので音場が広いことすら意識させません。

ベルリンフィルのブラームスSACD交響曲全集のオーケストラからカール・ベーム指揮、8番の4楽章では自分から石見社長に
「コントラバスの位置も人数もやっていることが見えますね〜」と。

これで伝わりましょうか。

音質モードが2つあって、ローパスコンデンサーにマイカコンデンサーを使うニュートラルモードとオイルコンデンサーのアリゾナコンデンサーを使う厚みモード。

個人的には1番のニュートラルモード。ただエバンスのワルツフォーをスモーキーに聴きたいなどで2番のオイルコンデンサーモードが合うと感じました。

実際にオーディオ評論家ごとに好きなモードは分かれるそうです。

プリアンプを使う音質的意義はゼロ。
プレーヤーやDACからダイレクトにパワーアンプに入れて、ボリュームコントローラーが音質鮮度などからもベスト。



都合2時間半ほど電源入れたままでしたが、電源部も本体もヒンヤリしたままです。

だから放熱孔もシャーシにありません=埃が入らない。

96%の仕事効率はこういうことですね。

石見社長からは、うちのアンプにヒートアップは必要ない。電源オンで直ちにベストとなります。電源を入れっぱしで温めておく必要はありません。

なおディスプレイのライトにもお遊びがあって、明るさ二段階、冬モードにすると白ではなく黄色に。



石見社長曰く、視覚も音の感じ方に影響を与えるので、あえていろいろ出来るようにしていますと。

その後石見社長とお好きなクラシックでEUで聴いたコンサートからバイオリンのイタリアクレモナ地方への交通が2両編成のローカル電車だったことや、ストラディバリウス博物館まで行って、本物の銘器バイオリンをいろいろ見てきたこと、ストラディバリウスはお互いに薄く軽い。
特にサイドの厚みが薄いのがあの音質ではなかろうかと。

相当な音楽好き、楽器好きだから出来る仕事でもあるのですね。

同じパイオニアからのTADの裏話やら、できれば一杯やりながらなら楽しいだろうなと思わせる愉快なトップでした(笑)