FMチューナーといっても、現行で高音質で聴けるのはアキュフェーズしかないようですので、同社に対してです。
愛用のT-1000に始まったデジタル復調方式はさらにブラッシュアップされて、T-1100、現行機種のT-1200に発展しています。
T-1000
T-1100
T-1200
https://www.accuphase.co.jp/model/t-1200.html
ところが、東京インターネットナショナルオーディオほか、アキュフェーズの展示でも見かけません。
理由は想像つきます。
世の中からタイマー留守録できるレコーダーがなくなったからでしょう。
少し前までは愛用のDENONのメモリーレコーダーでこれが出来ましたが、とうに生産中止です。
これは32番組をキーボードも繋げば、番組名まで入力して分単位で、その日だけとか、週間予約という毎週その時間が来れば、その番組を留守録してくれるタイマーや録音予約が出来るという優れものでした。
というか、さらにデータ量か比較にならないほど大きい映像まであるBlu-rayレコーダーでは当たり前の内蔵機能ですね。
例えば昼間にやっているクラシックや軽音の各種番組、ラジオ深夜便のAM2時台、3時台などは、仕事不在、就寝中などでチューナーの前に入れませんので、レコーダーあってのFM聴取てす。
おそらく、レコーダーがなくなったのでアキュフェーズでもFMチューナーの売れ行きが悪くなっている=オーディオフェアでの陳列効果が出ていないのではと推測します。
となると、売るためにはBlu-rayレコーダーのように、チューナー自体にタイマー内蔵も含めたUSBメモリーやSDカードでの留守録機能付きにする時期に来ていると思います。