高帰還アンプなどの試聴会見送り | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

今日は地元行きつけのオーディオショップでAccuphaseとディナウディオスピーカーの試聴会でしたが、一緒に行く予定の仲間が行けなくなったのもあってパスとします。
高帰還アンプだからです。

以下はあくまで自分の再生音に求めるものに過ぎません。

ヘッドホンはソニーの新モニターヘッドホン『MDR-M1ST』、イヤホンはFitEar MH335DW Studio Referenceで別のものに迷ったり、別の音傾向のものを入手して使おうとは全く思いません。

いずれもレコーディングやライブで生音をモニターする目的のものですね。音を整えて出すなんて思想はそもそもないものです。

うちの音もレコーディングパワードモニタースピーカーのMayerなどと方向性はそう異なるものでもないです。

考えられるのは、入り口のSOULNOTE S3は基本は無帰還回路、パッシブプリアンプ、コントロールマイスター Phasemation CM-2000はトランス式で、絞っても可変抵抗のように電力を絞るタイプでもなく、電力不変のこれまた当然無帰還。

ホーンスピーカーに使う真空管アンプもほとんどが無帰還です。

SOULNOTEの開発者、加藤さんがあえて特性数値が悪くなる無帰還を使っているのは学生時代に聴いた無帰還の真空管アンプの音の良さが基本になっているからと語られていました。

そうしてパワーアンプはプロ用のトーマンThomannS-150 MK2ですので、入ってきた音をドバーーーと出すタイプです。

歪み率を0.00%さらに減った、残留ノイズが-130dBから-135dBまで減らしたというAccuphaseの高帰還アンプの音とはまったく相容れないものです。

数値競争をしていた昭和の国内オーディオメーカーのアンプも高帰還だったのでしょう。
あまりいい音はしていなかった記憶です。

ブロ友さんがAccuphaseアンプでSOULNOTE S3の試聴をされたそうですが、無帰還&シンプルの極地のSOULNOTEの設計思想は高帰還アンプのAccuphaseを通せばスポイルは必定でしょう。

高帰還回路は軽音マスタリングや民放FM放送で使われるコンプレッサーをかけて音量一定にしたLOUDNESS WARの傾向に感じて生理的に受け付けません。

つまり、アフターなどがいいといっても絶対に自宅で試聴すらしない系統の音。
試聴しても仕方ないのですね。

あくまでレコーディングスタジオやライブで演奏者やボーカルが出した躍動感をそのまま音楽室で再生するのが自分の音目標ですので、高帰還オーディオが入ることは未来永劫ないと思います。