世界でたったの1884枚限定LP ハイティンク&ベルリン・フィルラスト・コンサートがダイレクトカ | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

昨日友人の買ったこのハイティンク&ベルリン・フィル最後の演奏会がダイレクトカットLP。


演奏、音質とも素晴らしかったので自分も注文しました。

世界限定1884枚、他の形式でのソフト化の予定がないとすれば、もはや実際のコンサートに行ったようなもの。

そうなれば3万5千円はまさにチケット代。というか中に実際のチケットが入っていました。

このダイレクトカットの録音風景。



そうしてこの動画を見れば、どなたも欲しくなるでしょう。
https://youtu.be/litHFg-EYrg
まだ20代の女性若手カッティングエンジニア、いい仕事されています。
こういう耳が確かな若手を次々育てて起用も素晴らしい。

 


以下公式リリースより
即完売した2016年発売のラトル指揮「ブラームス交響曲全集」に続くベルリン・フィル・レコーディングスのダイレクトカットLP第2弾。ワンポイント録音だったブラームスに対し、今回はメインマイク3本とサブマイク2本の5本構成され、コンサート空間の雰囲気を忠実に再現したマイクセッティング。

ディスクの最終面(LP2‐B面)にはハイティンクとベルリン・フィル団員のサインが刻み込まれている。そして製造数は、作品の初演年にちなみ、1884セットの限定盤となる。
2019年3月、90歳を祝ったハイティンクは、同年6月に現役引退を表明。ブルックナー解釈の第一人者として知られるハイティンクは、その後、ウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭、ロンドンのプロムス、そして最後にルツェルン音楽祭で本盤と同じくブルックナーの交響曲第7番を演奏。

ブルックナーの第7番も、ハイティンクにとってコンサート、録音と何度となく取り上げてきた作品。ハイティンクの第7番の録音はコンセルトヘボウ管(1966年、72年、78年)、シカゴ交響楽団(2007年)の4種類ある。このベルリン・フィルとの演奏も、切々とした美しさにあふれ、中でもブルックナーがワーグナーの訃報を受ける中で書き上げたとされる第2楽章は、万感の思いが込められた演奏になっている。
https://www.hmv.co.jp/news/article/2004281031/


なお、ベルリンフィルのデジタル配信の後援はあのテクニクスがしている。
しかし、昨日のオーディオ店でも、アコースティックリバイブ石黒社長ともテクニクスの音の悪さが話題になるほど酷いものである。

オーディオ店で海外の音楽やオーディオ事情とテクニクスが現在に至るまで世界的なオーディオ装置を開発できない理由の一つが、このベルリン・フィルのように、若手エンジニアや演奏家を起用できないから。

年功序列は忘れられず、合議で商品化を決め、何がハイエンドとして通用するか知っている人間が社内にいない。

あの小川理子さんが手掛けたスピーカーも結局奇をてらった一発屋ばかりではないですか!

では技術はあるかというと、ベルリン・フィルのデジタル配信用にも納入した192kHz/24bitのハイレゾデジタルのまま調整できるコンソール卓はお取引先の開発で、開発者本人が拙音楽室のMayerのモニタースピーカーを持参して遊びに来られたのはすでに書きました。

彼にベルリン・フィルのデジタル配信はテクニクスが後援と話しだしたら、テクニクスにうちのようなデジタル・ミキサーを開発できる技術はないとはっきり言われました。

そんなリーダー小川理子さんを日本オーディオ協会会長の推挙するのもいかがなものか。

テクニクス・・・・小川理子さんが退いた途端にまた消えるのではと想像しています。