ジャズミュージシャンと非業の最後その2 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

ヤフブロから移ってきました。
ゆるゆるニャンコとツバメ、動物と音楽とオーディオでまったりした日々をおくっています。

オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

この人も緩やかな自殺のようだ。評論家から今度のベースとは長く続きそうだとしたら、「俺が長く生きられると思うかい?」と。「テクニックの80%は消えてプロ意識だけで演奏しているよ。」治療も全て断って黄疸のまま演奏していた。

 

筋萎縮性側索硬化症についてだいぶ勉強になるとともに、最近熱心に全作品を集めていました。

 

マイルス・デイビスがあと4曲で70時間全マイルス・デイビスコレクションのリスニングが終わったら、チャールスミンガスの一連です。

 

祖父、父共に軍人の彼は自己にも他人にも厳しく、政治的発言も多かったとあります。

 

 

ジャズ好きな日本人なら彼のことを忘れてはいまい。末期がんでありながら来日。「日本にはわたしのファンがたくさんいるんだよ。でももうサックスを吹ける体力がほとんどない。でも明日もステージに立ちたい。」

 

日本から帰国してわずか3日後に他界涙見てわかるまでの皮膚がんだった。

 

そうして帝王。

いよいよ帝王まで来た。

名前は多くがご存知も墓が横4m.縦1.5mの帝王サイズのほか、有名な股関節手術、椎間板ヘルニアなど多くの整形外科疾患の背景には遺伝病である赤血球が鎌状に変形する鎌状赤血球症に生涯苦しめられていたことは覚えておいて損はありませんね。

 

またマイルス・デイビスのあのしゃがれ声は元々ではなく、咽頭ポリープの手術を受けた際、医師から「一週間声を出さないように」との注意を聴かず、怒鳴り付けたからとされます。

 

その後のマイルスの手術はさらに二度の咽頭ポリープ手術、警官による暴行で5針の頭縫合手術、ピストルで打たれた摘出手術、左大腿骨人工骨頭置換手術、胆嚢症の胆のう摘出手術、交通事故をきっかけに両下腿骨骨折手術、胃潰瘍、急性肺炎治療、左大腿部56針縫合手術、脳卒中、心臓発作、臀部手術、糖尿病悪化、そうして程なく他界。

 

 

ジャズは皆さん不健康という訳ではなく、このジャズレコードで最も有名なブルーノートレーベルの社長さんとなれば、模範ですから麻薬やアルコールに溺れることはありませんし、人一倍体調管理しないとビジネスに責任をもてませんね。だから78歳まで生きました。

 

しかも、裕福な生活は好まず、好きな音楽とミュージシャンに囲まれているのが何よりの財産と語っていたそうです。