まろ殿「う~ん…麿には将軍なんて向いていないのじゃ…。父上みたいにはなれぬ…。」
まれ「私はこの国をもっともっと良くしたいの!貧富の差を無くしてうさぎ達が住みやすい世の中にしたいのよ!」
まろ殿「うさぎ達が住みやすい世の中…とな…?」
まれ「そうよ!うさぎ達が貧困に喘いだりしないように…」
まろ殿「まれ…」
まれ「やり方が分からないなら、私が教えてあげる!だから一緒に頑張ろうよ!」
まれ「!うん!」
こうして、まろ殿は将軍の座に就いた。
まれは常に傍らで、まろ殿を支え続け
周りの誰しもが、まれは将軍の妻になると思っていた…。
そんなある日…。
まろ殿「まれぇ…、そなたは恋をした事はあるか?」
まれ「えっ!?こ、恋!?な、な、な、何ですか!?急に!?そんなの…あの…ごにょごにょ…」
まろ殿「麿は…恋をしてしまったのじゃ…」
まれ「へっ!?そ、それは…えっと…どういう…//////////」
まろ殿「思いを伝えたいのじゃが…どうしたものか…」
まれ「そ、それは、ハッキリと伝えた方が私も…じゃなくて、相手の方も喜ぶのでは…?」
まれ「は、はい!//////////」
まろ殿「今からリリ姫の所に行ってくる!」
まれ「はい!……ん?リリ姫…?」