先日、上野千鶴子さんの講演会に行った。
周りを見回すと女性ばかり、
男性は非常に少ない、
女性に圧倒される会場だった。
書籍の販売コーナーでこの本を買い、
サインをもらうために並び、
順番が来たので、お願いすると
「あら、男性の方 」と声を掛けられたので
「はい、今日は目からウロコでした」と返事をした。
男性も上野さんの講演を聞いたり
本を読んだりした方が、ものの見方が変わり、
考えさせられることが多いと思う。
「おひとりさまの老後」には
ひとり、ひとりに寄り添った
理想的な介護を目指す介護士と
介護施設の経営者の
生産性を高めるという考えが衝突する。
人手不足と施設を運営するための採算の維持、
AIの導入等いろいろな問題が
理想を実現する前に横たわっていることが解った。
上野千鶴子、高口光子 著
「おひとりさまの老後」が危ない!
ー 介護の転換期に立ち向かう ー
を読み終わった。