神山藩の領地は、
海坂藩に近いのかと思ったが、
筑前の秋月藩のほうが近いように思われる。
黛新三郎殿は黒沢家の婿養子となり
舅殿の跡を継ぎ 大目付黒沢織部正となったので
仙台藩の原田甲斐殿のような人生を送るのだろうと
予想していたが・・・・
しかし、神山藩は花が綺麗なところだ
蛍袋の花、萩の花、桔梗、百日紅、竜胆、水仙、金木犀
たくさんの花が咲き、季節の移り変わり、
その風景が浮かんでくる。
素晴らしいところだ。
「兄弟とは、しんそこ厄介なものだ」
「妙なところばかり似る」
砂原浩太朗 著 「黛家の兄弟」
を読み終わった。