時間跳躍のパラノイア その2 | 弐位のチラシの裏ブログ

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 今日のSTEINS;GATE HD (シュタインズ・ゲート)はどうかな?


 オカリンとダルは、電話レンジ(仮)について悩むのをやめて大ビルで行われているATFへ向かう。
 二人が通っている東京電機大学がATFに単位を設定しているからなのだ。


 TIPS №96 大ビルをゲット。
 (架空)UPXと同じく2003年に開業したオフィス兼商業施設の入る高層ビル。高くて細い方が大ビルである。UPXとは陸橋で繋がっている。


 TIPS №189 ATFをゲット。
 (架空)アイハバラ・テクノ・フォーラムの略。秋葉原にある大ビル内にて、複数の大学や研究施設が連携し、特別なセミナーやシンポジウムが不定期に行われる。


 まゆりから、うーぱを落としてしょんぼりしている、とのメールをもらい、「うーぱ」と返信する。


 大ビル5FのATF会場へ向かう途中のエレベーターの中で、オカリンは、ダルに向かって、電話レンジ(仮)は運命石の扉(シュタインズゲート)を開く鍵だという気がする、と熱弁をふるうが、ダルに一蹴されてしまう。
 5Fにエレベーターが到着して、扉が開いた途端、オカリンは人とぶつかってしまう。
 相手が倒れないよう肩をつかんだオカリンが、相手の顔を見ると、死んだはずの牧瀬紅莉栖だった・・・
 オカリンは、「貴様は死んだはずだ!なぜ、ここに・・・」とつぶやく。
 紅莉栖は、死んだときと同じ服を着ていたが汚れてはいなかったし、体に傷を負っているようには見えない。
 オカリンに肩をつかまれてままの紅莉栖は、オカリンを突き飛ばして、にらみつける。
 「牧瀬紅莉栖は、何者かに刺されて血まみれで・・・」とオカリンが言うと、ダルが「またその話か」と言い出す。
 ダルは、1週間前にオカリンからそんな内容のメールをもらった、と話した。
 オカリンは、紅莉栖が殺されたのは見たのは3時間前だ、と答える。
 それを聞いた紅莉栖は、勝手に殺すな、と言い出す。
 ダルが、あのメールの日付は1週間後の今日で、未来から来たメールだった、というと、紅莉栖が食いついてきた。
 ダルは、メールをオカリンに見せると、受信日時が7/21 12:56で、送信日時は7/28 12:54になっていた。
 オカリンは、文面が3時間前にダルに送ったメールと同じものだと気づくが、送ったメールはもっと長文だった。
 二人のやりとりを聞いていた紅莉栖は、興味深い、と言い出す。
 オカリンは、紅莉栖を触って実体があることを確認し、幽霊でないと確信する。
 そして、オカリンは傷を確かめるため、紅莉栖の服に手をかけながら、「俺は真実を知りたいだけだ」と言うと、紅莉栖は、「このヘンタイ!バカなの?死ぬの?」と言って、オカリンの手を叩き落とす。
 それを聞いたダルは、「ルイスちゃんの名ゼリフキタコレ!」と大喜び。


 TIPS №180 ルイスちゃんをゲット。
(架空)アニメ「10の使い魔」のメインヒロイン。ツンデレ。声優はツンレデの女王と呼ばれる杉宮理恵(通称すぎゅぅ)。


 TIPS №38 キタコレをゲット。
 物事が思い通りに進み興奮しているさまを表すネットスラング、「ktkr」と省略されることも。


 今日の昼、牧瀬紅莉栖はラジ館の屋内で、ドクター中鉢の発表会の後、何者かに刺殺され、血まみれで倒れていた、とオカリンは紅莉栖に説明する。
 それを聞いたダルは、中鉢の発表会は人工衛星の墜落で中止になった、と言い出す。
 紅莉栖は、詳しくその話を教えてほしい、というが、初老の老人に呼ばれて、小会議室の方へ向かっていた。


 講義を聞きにオカリンとダルも小会議室に入ると、紅莉栖が講義を始めていた。
 紅莉栖の講義内容は、タイムマシンで、最初から「ダイムマシンなんていうのはバカらしい代物だ」と言い出す。
 すかさずオカリンは、異議あり、と叫ぶ。
 紅莉栖は、ティスカッション形式の方が話が弾む、と答えて、「アインシュタインの相対性理論によれば、未来へのタイムトラベルは今するにでも可能ですよ」と言った。


 TIPS №86 相対性理論をゲット。
 物理学者アインシュタインが1905年に発表した特殊相対性理論、および1916年に発表した一般相対性理論の2つを合わせて、相対性理論と呼ぶ。「E=mc²」という公式が有名である。特殊相対性理論では、以下について明らかにしている。「物体は光の速さを上回ることができない」「移動する速さが光速に近づくほど、時間は遅く流れる。光の速さに到達すると時間は止まる。」「移動する速さが光速に近づくほど、長さは縮んでいく。光の速さに到達すると長さは0になる」「移動する光の速さが光速に近づくほど、物体の質量は増加していく。光の速さに到達すると質量は無限大になる」
 一般相対性理論では、特殊相対性理論に加えて、さらに以下について明らかにしている。「大きな重力の場では、時間の流れは遅くなる」「大きな重力の場では空間は縮む」「大きな重力の場では質量が増加する」


 TIPS №90 素粒子をゲット。
 物質を形作っている最小単位。ただし明確な定義はない。ある素粒子と対になっていて電荷が逆になっているものを反粒子と呼ぶ。


 TIPS №103 超ひも理論をゲット。
 超弦理論とも。物質の究極の構成物はひも状をしており、そのひもが振動によってさまざまは状態に変化しているため、数十種類の素粒子によって成り立っているという考え方だが、実験によりそれを証明することは不可能とされ、いまだ仮設の域をでていない。だがもしも証明されれば、この理論によって、宇宙の全貌や誕生の謎というマクロな要素から、素粒子、クォークなどミクロな要素まで、あらゆる事象を説明することができると言われている。


 TIPS №217 1.21ジゴワットをゲット。
 元ネタは、1980年代に公開された、タイムマシンとタイムパラドックスを題材とするハリウッド映画の三部作。この第1作において、車型のタイムマシンがタイムトラベルに必要な電力として、開発者であるドクターは、1.21ジゴワットが必要だと語る。実際にはジゴワットという単位は存在しない。これは脚本家のスペルミスであり、さらにそれが日本語字幕においても間違ったまま翻訳された。正しくギガワットである。


 TIPS №200 LAをゲット。
 ロサンゼルス。アメリカ西海岸、カリフォルニア州の都市。


 TIPS №14 ウラシマ効果をゲット。
 相対性理論による「光の速さに近づけば近づくほど、流れる時間は遅くなる」という事実から発生する現象。例えば宇宙船に乗ったAが光速にほぼ等しい速度で宇宙旅行をして数年後に帰ってきた場合、地球では1000年が経過していた、というような現象のことを指す。


 TIPS №11 因果律をゲット。
 あらゆる出来事には、必ず原因がり、それによって結果が生まれるという考え方。相対性理論はこの考え方を根底に置いている。ただし量子力学のようなミクロな世界においては、必ずしも因果律が当てはらまない現象も確認されている。


 結局、オカリンは最後まで紅莉栖の講義を聞いた。
 紅莉栖は、タイムトラベル理論をはわかりやすく解説してくれた。
 ATFが終わったオカリンは、ダルと別れて柳林神社にお祓いにやってきた。
 柳橋神社は、万世橋を渡ってすぐの脇道を入り、ガードしたをくぐった先の川沿いにある。


 社殿の前には、まゆりと巫女服を着たおとなしそうな少女が立っていた。
 こいつは漆原るか、通称 ルカ子で、この神社の宮司の息子だ。
 どうみても可憐な美少女だが、男だ。
 声も仕草も女にしか見えない。というか女よりも女らしい。
 まゆりよりは背は高いが、身体つきはとても細い。そして、巫女服が似合っている。
 以前、ホコ天でカメラ小僧に絡まれているところを、オカリンが助けて以来、懐かれてたのだ。


 TIPS №149 ホコ天をゲット。
 歩行者天国の略。


 ちなみにルカ子とまゆりは、同じ高校に通っており、偶然にもクラスメイトだ。
 オカリンは、ルカ子が、以前買ってやった妖刀・五月雨を持っていないことを指摘すると、ルカ子は恥ずかしそうに答える。


 TIPS №140 武器屋本舗をゲット。
 (架空)相原場にいくつか売られている、レプリカの武器を売っている店の1つ。売られている商品としては、日本の戦国時代の刀や、中世ヨーロッパの剣類、さらには騎士の甲冑などもある。


 TIPS № 135 腐女子をゲット。
 主に男性同士の恋愛が描かれたアニメやゲーム、同人誌など(いわゆる「やおい」)が好きな女性のことを指す。単なるオタクの女性の場合は該当しない。


 TIPS №152 マインドコントロールをゲット。
 強制されたわけでなく、自分の意志で選択したかのように見せかけて、実はあらかじめ決められた結論へと誘導する技術。洗脳と違い「明確な強制力はないように思える」ものである。道端で「手相の勉強をしています」と話しかけられ、その後話しているうちに宗教に勧誘され断れない雰囲気になった、などという例もマインドコントロールの一種である。


 まゆりは、ルカ子に、来月のコミマにコスをしてほしい、と頼みに来ていた、と話す。
 まゆりのコス作りが趣味で、自分で着ることはめったにない。かわいく作ったコスを誰かに着こなしてもらうのが、至上の喜びらしい。


 TIPS №56 コミマをゲット。
 (架空)コミックギガマーケット。有明の東京ビッグサイトにて開催される、オタクの祭典。次の夏コミマは、8/15から3日間、開催される。


 TIPS №40 キラリちゃんをゲット。
 (架空)「雷ネット翔」のヒロイン的な存在。ただしくは西村煌里という名前の、小学5年生の女の子。頭がよくて、スポーツ万能。しかもカワイくて性格も◎。ほぼ完ぺきな少女。おしゃれ好きで、しいたけが嫌い。


 TIPS №58 こんなかわいい子が女の子のはずがないをゲット。
 性別不明、あるいは男の子だと判明していても美少女にしか見えない萌えイラストなどに対して寄せられる、お約束となった表現。男の子っぽく見える女の子に対して皮肉っぽくこの表現が使われることもある。


 オカリンはルカ子にお祓いをたのむと、ルカ子は父親の大幣を借りに行った。
 まゆりは、バッグから古めかしい懐中時計を取り出し、時間を確認した。
 まゆりは、懐中時計にカイちゅ~と名付け、小学生のころから肌身離さず持ち歩いていた。
 まゆりは、今からバイトに行って、終わったら池袋の実家に帰る、と言った。
 まゆりと入れ替わりに、ルカ子が大幣も持って戻ってきた。
 オカリンは、悪霊払いを頼むが、ルカ子は躊躇している。
 オカリンは、突然、「俺についた悪霊が・・・このままでは乗っ取られる」と言い出し、オカリンがこの前教えた通りのお祓いをやらせる。
 オカリンが、悪霊が去った、というと、ルカ子は、はにかんだ。


 オカリンはラボに戻り、オンボロテレビを修理に出すため、階下にあるブラウン管工房へ向かった。
 工房の店主でありビルのオーナーでもある天王寺裕吾、通称 ミスターブラウンが出迎える。
 オカリンがテレビの修理を頼むと、店長は故障原因を調べ始めた。


 そこへ、まゆりからメールが届き、「翔くん」と返信する。