月読命〖M〗 45 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





M

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








「桜井くんは…、  おれのことが すきなの…?」



「悪いが 今日も、遅いんだ。   帰りは、明け方近くになるかもしれない。  1人で、留守番出来るか?」



「うん。   それより、、 」



「智くんも、ニノも、松本も、忙しいんだ。    外に出られなくて辛いと思うが、我慢して欲しい。」



「わかってるよ。  だけど、、」




俺が聞きたい事に、全然答えてくれない。





「遅くなるから、ベッドで 寝ていて構わない。   俺は  ソファで 寝るから、安心していいよ。」



「だって、仕事で つかれてかえってくるのに ダメだよ。  おれが、ソファでねるっ。」




俺が慌てて答えると、桜井くんは 凄く優しい顔をして ポツリと独り言みたいに言った。




「…同じ事…、   雅紀が  してくれたから……。」



「…へ……?    おれ……?」




俺は桜井くんと一緒に住んでないし、ソファで寝た事だって無い。



オトナの俺の事を、今  考えてるの……?


……30才の…、、   俺……??



何だか分かんないけれど、胸がチクチクする。




見た事の無い 優しくて セツナイ横顔に 目が離せないでいると、俺の視線に気付いた桜井くんが 俺の方を向く。




その顔は  さっきの顔とは違って、俺の胸は やっぱりチクチクと傷んだ。






「兎に角っ、お前の家なんだから  自由に使ってくれれば良い。」




何なんだろう…、この気持ちは……。




桜井くんの事なんて、  あんまり良く分かってないのに。


桜井くんの事なんて……。



仲良くなりたいって  ずっと思ってたけれど、それ以上の気持ちなんて あるわけ無いのに……。





「桜井くん、あのね?     おれのしつもんに、こたえてよ。   おれのこと、好きって ほんとなの?     あいしてるって、そういうイミの  あいしてるなの?     おれも…、おとなのおれも、桜井くんと  おんなじキモチなの?」




俺の言葉を最後まで じっと聞いていた桜井くんは、俺の方に身体を傾けて 真っ直ぐに俺を見て 低い声で 苦しそうに言った。




「好きだよ。     愛している。」



「……桜井   くん……。」




チクチクしていた心臓が、ドスンと重く叩かれたみたいに苦しくなった。




桜井くんの「好きだよ」「愛している」と言う言葉が、自分に向けられているように思えたからだ。














❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
おはようございます。 ふふ。  相葉ンギャルディ、素敵でしたね。
あ、今日が最終日だ。 ギリギリまで、リピートするのかしら?   此方に来なくて良いのでw 思う存分、堪能して楽しんで下さいね。
そうですね。 事務所が変わったからですかね。  裏被りが多いですね。
でも、活躍してくださっているのは嬉しいです。
ジメジメしてますねw。  お身体ご自愛くださいね。
ありがとうございました。