月読命〖M〗 44 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





M

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野





 


「だから、俺と お前が 寝るベッドだろ? 」



「え…?    ぇえ!? 」




大の男が、2人で 1つのベッドに 寝ているの!?



毎日?



いくら デカい ベッドだって言ったって……。





「他の部屋に、ベッドなんか 無かっただろ?」



「……見て…  ない……。」





……そう言えば、最初から此処に寝ていたから 勝手に俺だけのベッドだって思い込んでたけれど……。





「こんなに デカいベッドに、お前1人で 寝てると思ったの?」



「それは…、  カノジョ   とか…?」



「何で 2人で住んでんのに、女を部屋に 入れなきゃ無んねぇんだよ。」





……何で、不機嫌になってんの……?


桜井くんって、1人でベッドに寝たいタイプだと思ってた…。


何より俺となんて、絶対嫌なはずなのに……。




これが、仲良しミラクル…?



ベッドが  どこかにもう1個あって、俺を揶揄ってるだけな気もする…。





「あのさ…?       ホントに   ベッドは、1つだけなの?」



「………確かめて 見たら?」



「あ…、     うんっ。」





俺が 確かめたくてウズウズしているのが 分かったのかな…。



桜井くんのお許しが出て 直ぐに  寝室を飛び出し 、高級マンションの 部屋という部屋を 隅々見て回った。


グルグル回って、バタンバタンと部屋を開けては閉めて、最後に桜井くんが待っている俺の…じゃなくて俺と桜井くんの寝室に戻ってくると、ベッドに座った桜井くんが  俺を見上げた。




「どうだった?」



「……なかった……。」



「だろ?」




さも当然だと言わんばかりに、両手を上に上げて背筋を伸ばし 大きく欠伸をする。




「……ほんとう…、、なんだ……。」



「……嫌…  だったか……?」




吃驚している俺の言葉を勘違いして、悲しそうな顔をして、俺を見つめる。




「……いや…  とかじゃなくて…、、わかんない……。」





正直に答えた俺の 左手首を掴まえて、引っ張る。


引き寄せられた俺は、櫻井くんの隣に 並んで 座らさられた。




「良いんだ…。     仕方無い。」



「なかよしで、うれしかったんだ。     だけど…、、」




櫻井くんの綺麗な手が、俺の頭をポンポンと優しく撫でる。





「……悪かった…。     早急過ぎたな…。」













❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
こんばんは。   溢れ出ちゃった潤くん。  翔ちゃん、確かにタイミング良過ぎますよね。    雅紀はミラクルだし、天然だしね。   いつになったら、翔ちゃんって呼んで貰えるのでしょうね。
ウォーキングですか!   偉いっ!!    車があると、ちょっとの場所でも乗りたくなるみたいですよね。  でもビルの中や、ショッピングモールの中とかに入れば、結構 歩いているんじゃないかと思いますが どうですか??    私は車は持っていないので 乗せて貰う専門ですが、実際 どのくらい歩いているんだろう…。  私も、運動は全くしませんよw。 そして、貴女みたいにウォーキングをやろう!という気にさえならないw。 こんな人間もいるので、ご安心をw。
きっと、 綺麗になっちゃいますね。   是非、継続出来るように無理無く 頑張りましょうね!
ありがとうございました。