月読命〖M〗 35 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。




S

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








ふんわりと笑う顔に、見惚れる。


抱き締めたくなる衝動を必死に抑えて、雅紀の頭を撫でた。





「......俺達の事...、 皆から  聞いた...?」



「あ、うん。    なかよしだって。    だから、いっしょに すんでるんだって きいた。   くふ。   ちょっと、びっくりしちゃった。   だって、 あんまり 話して なかったから。   桜井くんと、なかよしだってわかって、うれしかったんだ。」



「......雅紀......。」




「仲良し」なんて もんじゃ無い。


そう言いたくて、気持ちが昂る。




「おれね?    ずっと、桜井くんと  なかよくなりたかったんだ。  でも、ふんいき かわってて ビックリした。   わかんなくて、ごめんなさい。」



「いや...、吃驚して 当たり前だ。   此方こそ、すまなかった。」



「くふ。   くふふ。」




両手で口元を覆い、身体を少し 折り曲げて  嬉しそうに笑う。




「......何だよ...?」



「なんか、へんだよね。    ふたりで、あやまってさ?」



「ふは。    確かに、そうだな。」



「うわ...ぁ。」





俺も釣られて思わず笑うと、雅紀が 吃驚した顔で 俺を見つめる。




「...今度は、何だ?」



「......桜井くんが、わらってる......。」



「そりゃ、笑うだろ///。」



「くふ。     なんか、うれしい。」



「.........。」





......雅紀だ......。

年齢こそ若いが、紛れもなく 雅紀は、雅紀だ。


泣きそうになるのを堪えて、雅紀の顔を ずっと見つめ続けた。




「なに...?」



「今の俺...、   どう思う...? 」



「どうって?」



「お前の知ってる俺と、雰囲気 違うんだろ...?」



「じゅんと、おんなじこと きくんだね?    かわったけど...   桜井くんは、カッコいいよ。」



「......そっか...///。」




淡い気持ちが、嬉しさで広がっていった。












❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
おはようございます。 にのちゃん、お誕生日でしたね。
おめでとうございました。
41歳、バカボンのパパ...??     思わず、検索してしまいましたw。
へぇ!!    バカボンのパパも、41歳なんですね!!   吃驚!!
1つ知識が増えましたw。  ありがとうございます。
30話、   あーこれ翔さん帰って来ちゃうかなーって、、、、ご想像通りに、帰って来ちゃいましたね。  ごめんなさい。    潤くん、苦しいですね。  貴女が 潤くんの気持ちに寄り添ってくださり、手の中の温もりへの葛藤に気付いてくださり 嬉しいです。    ずっと想いを隠して、抑えてきたのにね...。
貴女の仰る通り、少しでも触れていたら もっと辛かったかもしれませんね...。
素敵なコメントをありがとうございました。
ありがとうございました。