「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
S
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
「桜井くん、おふろ ありがと。 じゅんは、かえったの?」
可愛い声に振り返ると、首にタオルを掛けた雅紀が Tシャツ、短パン姿で 身体から湯気を出して立っている。
「あぁ、帰ったよ。」
可愛い声に振り返ると、首にタオルを掛けた雅紀が Tシャツ、短パン姿で 身体から湯気を出して立っている。
「あぁ、帰ったよ。」
「おふろ、すごく きもちかったよ。 あの、桜井くんもおふろ 入ってきて?」
「雅紀、ちょっと来い。」
「ふぇ? う..? なに...?」
雅紀を手招きして 呼び寄せると、恐る恐る歩み寄ってきた腕を掴んで引き寄せた。
「此処に、座って?」
「......桜井くん...?」
自分の前に正面を向くように座らせる。
「髪...、濡れてる。 ...風邪、ひくぞ?」
濡れた髪を首に掛けていたタオルを広げて、ガシガシと拭いてやると、小さな頭が俺の手の動きに合わせて揺れる。
「だいじょうぶだって。 すぐ、かわくよ。」
「駄目だ。」
やんわりと断って立ち上がろうとする身体を押さえ付け、大人しく待っていろと声を掛けて、ドライヤーを取りに行った。
「...自分でやるから、 ...いいよ......。」
「良いから。」
申し訳なさそうな声が聞こえてくるが、触れる事が出来た俺のテンションは 上がっていた。
濡れた髪にドライヤーをあて 髪を梳いてやると、サラサラと空気を含んで優しく舞う。
今まで こんな事は あまりして来なかったが、嬉しいと思った。
今度、雅紀が元に戻ってからも してやりたい...。
なんて思いながら、真剣にドライヤーをあてていると、雅紀が静かになっている事に気が付いた。
「.........。」
「......俺が...、 怖いか...?」
「......ううん...。」
前を向いたまま、首を横に振る。
俺は不安になって、ドライヤーを脇に置くと 雅紀の真正面に移動し、向かい合わせに座った。
「......寂しくなったか......?」
「...そんなことないよ。 だって、桜井くんがいてくれるもん。」
「......元の世界に...、帰りたい......?」
「......うん...。 みんなに、あいたくなっちゃった...。」
「......雅紀......。」
「......寂しくなったか......?」
「...そんなことないよ。 だって、桜井くんがいてくれるもん。」
「......元の世界に...、帰りたい......?」
「......うん...。 みんなに、あいたくなっちゃった...。」
「......雅紀......。」
「桜井くんに、おれはオトナの桜井くんとなかよしなんだよって、はやく 言いたいな。」
❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀ コメントありがとうございます。
おはようございます。 若雅紀くん、可愛いですね。 潤くんに対して、どういう気持ちなのでしょうね。 激おこ翔くんを たった一言でガス抜きにして、腰砕けにする若雅紀とは! 素晴らしい表現ですね。 メロメロになってくださり、ありがとうございます。 私も、貴女の表現にメロメロですw。
此方こそ、お越しいただきありがとうございました。
まぁ、息子様がお戻りになられるのですね。 奥様を、連れて来られるのかしら? 起業されたのなら、凄い事ですよ。 異国の地で、とても頑張られたのでしょうね。 貴女のお気持ちも、分かります。 私も実は メチャメチャ若い時に産んだ息子がおりますが、彼が 中国に留学するのを反対したクチですw。 私なら行かないのにな、なんてねw。 結局、行きましたけどね。 楽しかったみたいですw。 私なら、行きませんがねw。
久しぶりにお会いすれば、モヤモヤした気持ちも 楽しい気持ちになるかも知れません。 貴女の息子様が 自身で選んで決断された事なので、私は貴女しか知りませんが 素敵な息子様なのだと思います。 何も知らないくせにと、気分を害されたら申し訳ございません。 良い再会になる事を願っております。