月読命〖S〗 77 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





M

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








「……随分、長かったな……。」 





風呂から上がると、「翔ちゃん」が 直ぐに ベッドルームから顔を出した。





「えっ!?     ……あ……、ごめん……///。    ねてて……   よかったのに……。」 



「なぁ 何それ。  さっきから。     俺に、寝ていて欲しかったの?」 



「……そういう……、   わけじゃ……///。」 





「翔ちゃん」が、俺の方にジワジワと 近付いて来る。





「ねぇ……?」


「ん?    なに?」


「……何で、   服 着てんの……?」


「え?   は?      なんで…、、?」



「………雅紀ぃ……、、」




「翔ちゃん」が、俺の肩を抱き寄せ 顔を寄せてくる。




………「翔ちゃん」の鼻息が、……荒い………。




「……ぁ……、、      ま…  って……っ、、」


「何?」


「……ビール……、、    のむから…、、」




「翔ちゃん」の顔が、一気に不機嫌になる。




「…後じゃ、駄目なの?」


「ダメっ///。      おふろのあとは、ビールなのっ。」




抱き締めようとしてくる「翔ちゃん」を躱して、キッチンに走り 冷蔵庫から  缶ビールを取り出す。


「翔ちゃん」が 後ろから ゆっくりと近付いてくる気配を ビシビシ感じながらも、気にしないようにしながら プルタブを開けて、冷たい泡ごと  一気に 流し込んだ。




ぷはぁ……っ、、      


美味いぃ…。



やっぱり、  お風呂出たら   ビールだよねっ。



明日は休みだし… なんて思って、ちょっとだけ「翔ちゃん」の事を忘れて  ゴクゴク調子に乗って飲んでたら、腕が 伸びて来て  後ろから抱き締められた。





「まーさきぃ……、、」


「ん…っ、、。」




俺の肩に 顔を乗せた「翔ちゃん」の声が  不貞腐れている。

翔ちゃんの髪が、首の周りを擽った。












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㊗️WEST.デビュー10周年おめでとう🌈✨


❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
こんばんは。 此方こそ、今日も読みに来てくださりありがとうございます。
若翔ちゃんと雅紀、どんな展開が繰り広げられるか。
コメント頂いた時よりは更新されているので、どうですか?  思った通りの展開ですかねw?   次が待ち遠しいって思ってくれてありがとうございます。
ありがとうございました。